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<6日目 JR志賀駅からJR堅田駅まで>
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びわ湖西岸を南下
■関西のリレーデモに参加して 想いを新たにさせられて■
(再稼働阻止全国ネット 青山晴江)
夜明け前に東京の自宅を出て、集合場所のJR湖西線の志賀駅に10時前に到着。
今日は快晴。歩いていると汗が出るほど。
びわ湖沿いの旧161号を志賀から堅田まで南下。紅葉の比良山系の山々が
右手に、左には琵琶湖の湖面が鏡のように朝陽を反射してキラキラしている。
家並みも歴史を感じさせる黒瓦の家々。このような美しいところで、
「老朽原発うごかすな!リレーデモ」をする。
厳しい原発の現実を突きつけられる。
車の運転席から手を振ってくれる人もいれば、すぐそばを行進しているのに、
畑仕事の手を休めることなくチラとも見ない人もいる。
目の前のやらねばならない事が最優先なのだ。原発の危うさの情報など
届いていないのか、それも仕方のないことなのか、対話の道をどう開けば
いいのかなど、考えてしまういろいろ。
シュプレヒコールの声出しながら、様々な光景が浮かぶ。
「高浜・大飯・美浜うごかすな!」若狭は原発銀座なのだ。
「40年の約束守れ」一昨日27日は茨城の東海第2原発が本当は
40年で廃炉になるはずだった。20年延長の抗議、廃炉アクションを
原電本店前でしたばかりだ。
「腐った原発マネーの還流許さないぞ!」闇取引の原発の本質を
さらに追及したい。昔、若くして亡くなった高浜の詩人、大西ひとみさんが、
札束が懐にばら撒かれる町長選、という詩を孤立を恐れず果敢に書いたのだが、
40年経ってやっと表にでたのだ。
「原発のない安心な社会を目指そう!」誰だってそう考えると思うが、
現実は山口の祝島で海中ボーリングが始まり、宮城では女川原発に
規制委が再稼働審査合格を出すという、世界の脱原発の流れとは反対の方に
舵をとっている。
それでも諦めずに、歩く、進む。反原発の赤い大きな旗が秋の風に翻る。
子どもたちが見ている。車道の道端にススキが揺れて、ホトケノザが
可憐な花をつけている。和邇(わに)川にはアオサギがいた。
あらゆるいのちのために、原発をなくす。
リレーデモは今日、6日目です。
■リレーデモ 6日目 老朽原発うごかすな!の声を■
今日は、JR志賀駅からJR堅田駅までの11キロをリレーデモ。
参加者は滋賀、京都、大阪を始め、東京、福井から46名が参加。
車が行き交う旧161号線を琵琶湖と蓬莱山を見ながら、ひたすら
「老朽原発うごかすな!」「関電は電気料金を返せ!」などの
シュプレヒコールを続け、ひたすら歩き続ける。
デモ隊とは別に、「老朽原発うごかすな!」の横断幕をつけた街宣車が、
「原発事故は、人の命を奪い、職場を奪い、海を奪い、全てを
奪い去ることを尊い犠牲のうえに教えました」とスピーカーから流しながら
町内を回ると、ご夫婦が2つの窓を開けて手を振ってくださった。
デモ隊の本日の終着点、JR堅田駅の交差点で信号待ちをしていた女性が、
「ご苦労さまです」と言いながら、「少しだったらご一緒していいですか」と
デモ隊と歩き出した。
疲れも吹き飛び、爽やかなリレーデモの終着点堅田駅に到着した。
(K)
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