午後からは、京都文化博物館の「インカ帝国展」へ。
アンデス山脈の切り立った山の頂(標高2400m)の、天空都市マチュピチュ。
文字を持たなかったため、謎に包まれていたインカ帝国。
◎12角の石・・・・首都クスコのカミソリの刃1枚も入らないと
いう石組に使われている石。
◎織物の色彩感覚の素晴らしさ。
◎総延長4万kmぬ及ぶ〈インカ道〉、南北4000kmにも広がる地域を支配
していた特異な仕組み。
まだまだ興味いっぱいの世界遺産・マチュピチュでした
今回も欲張って2会場へ。
先ず、京都国立博物館の「狩野山楽・山雪展」
徳川幕府御用絵師となった狩野家本流から
京に残り、永徳の弟子筋によって画風を受け継いだ「京狩野」
山楽・山雪の見事な襖絵の数々。
虎の雌が豹と間違われていたらしい。
上2点は、かつて表裏をなし明治初年まで妙心寺塔頭・天祥院の襖絵だったもの。
「郡仙図」はミネアポリス美術館所、「老梅図襖」はメトロポリタン美術館所有と
離れ離れになっていたもの。50年ぶりに対面し展示されています。