「トップ66匹 フグ復調!!」(8日)
「トップ26匹 なんでこうなるの??」(9日)
「トップ64匹 昨日だけなんで釣れないの??」(10日)
1月の3連休、大原港・孝栄丸のHPを飾ったタイトルである。
2011年初釣りに期待を膨らませて臨んだのは、真ん中のゲキチン日。
定量早上がりを予測したベテラン船頭のヨミを裏切り
ベタ凪で怪しく揺れる海の藻屑と化してしまった。
8日に乗船した釣友フクちゃんはアカメ2匹、マダコ1杯を添えて43匹を水揚げ。
下船後は「明日はもっと釣れますよ」と太鼓判を押したという。
復調宣言を聞きつけて9日に集まった釣人は、13人とほぼ定員人数。
久しぶりに釣友K君と乗船し、左舷1、2番に釣り座を構える。
前日の予報では北西の風7メートル、波2.5メートルとあったが、
太東沖のポイントは静まり返り、時折ヌタッ~としたウネリが船を揺らす。
前日釣れたという水深15メートルの根回りからスタート。
早朝の暗い中で実績のある蛍光グリーンにタコベイトを被せたカットウ仕掛けで挑むが、
30分経ってもフグからの魚信は一度も訪れない。
太陽が顔を出し、あたりが明るくなってからポツン、ポツンとフグが上がりだし、
開始から1時間ほどしてようやく自分にも新年第1号が。
喰いの悪い日は得てして小型が多く、予想通り15センチ前後のチビフグだった。
それからは思い出したように単発で掛かるものの活性は上向くことなく
復調したはずの根回りをあきらめ、僚船とともに一宮沖へと北上。
この時点でタルの中はわずかに6匹。
昨年末のフグ爆釣劇が悪夢のようにさえ思えてくる。
一宮沖のポイントは砂地のため根掛かりはなく、
それまでの鬱憤を晴らすように仕掛けを遠投する。
根回りよりもアタリが明確に出るようになったものの、
数も型も到底納得できるものではない。
おまけに、黒くて丸い貝のような、松笠のような
得体の知れないシロモノが頻繁に掛かるようになり釣り人を悩ませる。
底でカットウに触れるのがまるでフグのアタリを思わせ、
合わせて掛かってからも、水中でクルクルと回転し水の抵抗を受けるため
フグの引きのように手元に伝わってくるのだ。
沖上がり前に5連荘を重ね「最後に時合がきたか」と思ったのもつかの間。
結局その一瞬だけでヌカ喜びに終わってしまった。
「底潮が濁って暗いんだろうけど、
昨日の今日でなぜ釣れないのかわからない」
百戦錬磨の船頭がこう嘆くのだから、
へっぽこ釣師が悩んだところで知れたもの。
エサの消耗も1.5パックですむ18匹とゲキチン。
釣友K君も19匹と涙で濡らした枕を並べた。
2011年初釣りは厳しい洗礼を受け、
ことし一年の釣運はいかがなものか。
そろそろ赤い魚を拝みたくなってきた。
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自分もこの蓋に悩まされたこと有りますよ!確かにふぐと勘違いしちゃうんですよねえ。
こちらは富士山見に行っただけですから。
得体の知れない奴は「タコノマクラ」じゃないですかね。タコが枕にしているかどうかは知りませんが?
どの釣り物も同じでしょうが、気まぐれな魚や潮との付き合いですから、こんな時もあるってことで(^^)。
またの釣行を楽しみにしています!
初釣りは孝栄丸でしたか。
おいちゃんは昨年末からヒラメ、フグ、フグと大爆釣が続いてたんだから、たまには沈でも良いんじゃない?
シーズン中に何回か行きたいんだけど、最近の大原は浮き沈みが激しいから迷ってしまいますね。
コメントありがとうございます。
当日はコレとカジメがよくあがりましたね。
カジメはタコと思っちゃうし、税金だとあきらめてますが、釣れないと……、ね。
コメントありがとうございます。
そうです、それ。タコノマクラですよ。クッキーみたいなセンベイみたいな丸っこいやつです。
幻魚はロマンですから。富士山で癒されますね。
コメントありがとうございます。
船頭さえ何で釣れないのか首をかしげていたくらいですから。
周りが釣れてて自分が釣れなかったら納得いきませんが。
自然相手じゃ、しょうがありませんね。
コメントありがとうございます。
爆釣が続いていただけに、釣れないと不満をいいたくなっちゃうからね。
人生と同じ浮き沈みは当たり前。
クソ~ッと嘆いて、酒呑んで終わり。
自然には勝てませんから。