釣の棲家

終の棲家を求め千葉へ移住。旬の魚をすわぶるために迷釣する房総釣行記。

残業延長で小オニを退治! 胎児?

2011年02月02日 16時21分06秒 | 外房
相変わらずの怠けグセで、前回の釣りの続編が滞ってしまった。
これと言って特筆することもないので、さわりだけ。

大マサバの極上刺身の味を想像しながらの本命オニ狙いは、気もそぞろ。
とはいえ、用意した特エサを含む3本バリ仕掛けで臨むが、
一時間たっても一向にアタリなしの沈黙状態がつづいた。


オニカサゴ仕掛け(クリックで拡大)

前週には幻魚のアラがあがったという水深180メートルから狙い、
160、140、120と灘よりの浅場のポイントへと移動を繰り返す。
11時の沖上がりタイムまでに本命はわずかに1匹だけ。

業を煮やした船頭はなんとか本命を釣らそうと
一時間の残業延長を宣言し、丁寧にポイントを探索する。


最初に試した3本バリ仕掛けのエサは上からイイダコ、ワカサギ、サバ。後者2つはエサ持ちは良かったのだが…

それからまもなくして、船頭の期待に応えるように待望の時合が訪れた。
700グラム級ながらポツリ、ポツリと、赤オニが肩を怒らして上がり始めたのだ。

自分にも初めてのアタリがコツ、ときたが、待てど暮らせどそれっきり。
仕掛けを上げてみれば、オニ釣りでは経験がないほど、見事にハリが丸裸にされていた。

急いで仕掛けを入れ直し、しばらくすると同じような小さなアタリがきた。
手で道糸を伸ばし送り込むと、すぐにググッという本アタリに変わり竿を立てる。
巻き上げ中のゴン、ゴンの引きが心地よい。

残り20メートルで反対側とオマツリし、1分ほど海中停止のヒヤリとする場面もあったが、700グラム級の小オニながら本命を手にすることができ胸をなでおろす。


辛うじて0.7キロの本命の顔を拝むことができた

この一時間の残業で、ムラさんが2匹、ご隠居1匹、
K君は本命の顔を見られなかったものの、
良型のウスメバルとキダイを一荷で仕留めることができた。


特エサのヒイカで2匹を仕留めたムラさん(写真/初栄丸センチョ)


170、180メートルの深場のポイントで日並みがよければ、
1.5~2キロオーバーのオニカサゴに出会うことができる勝浦沖。
なにより、それに匹敵するほど貴重な“豚サバ”と遭遇できるのだから
勝浦沖の深場釣りの奥深さを改めて実感した。



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2 コメント

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takajinxeさんへ (fu-goo-log)
2011-02-02 21:53:37
これじゃオニカサゴが豚サバに主役の座を奪われる訳ですね(^^)。
こんなふうにサイズも数もダメなとき、オニの運命は如何に? 唐揚げなどでしょうか。
思い出しました。オニカサゴの特エサにタイ産イイダコを用意していたんでしたね(^^;;)。米粒が詰まっていたら、オカズになりますねぇ(^^)
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fu-goo-logさんへ (takajinxe)
2011-02-03 10:05:14
fu-goo-logさん
コメントありがとうございます。

期待の特エサはさっぱりでした。
イイダコは過去に実績があるんですが、当然江戸前産。
やっぱタイ産はバンコク共通ではなく、ダメでした(笑)
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