1.内房、寄りフグ爆釣。15人で789匹。
2.常磐、アカムツ新群来たる。船中29匹。
3.南房、タイ2人で12枚。8時半早上がり。
4.飯岡、ヒラメ、トップ7枚2人。平均4、5枚で餌切れ早上がり。
釣行前日の15日、船宿HPの釣果欄はいずれも好釣果で賑わい、釣り人のスケベ心を惑わせた。
台風前の荒食いを期待して、どの魚を狙うべきか…。
仕事が手につかず、2時間ほどネットであちこちに探りをいれた。
悩んだ末に出した答えは…、
フグ、ヒラメは10月1日に外房で解禁となり、
毎年恒例の解禁ヒラメに行くことが決まっている。
フグは来年4月までのロングランとなり、慌てることはない。
ではアカムツは…というと、前回のリベンジを果たさなければならないが、
オデコ覚悟だからちょいと二の足を踏む。
そこで決めたのは、最近気になっていた南房の真鯛・ワラサ釣り。
「タイ2人で12枚。8時半早上がり」の誘い文句に惹かれ、
南房・川名魚港の竜一丸に乗船した。
前日は雨、当日も曇り予報だったが、南房はピーカンの好天気に恵まれた
前夜から降り続いていた雨が上がった午前5時前に出船。
ポイントは港からすぐの至近距離で、釣り人3人と仲乗りさんの4人が
左右ミヨシに2人ずつにわかれて竿を出した。
仕掛けは、まずは大船長が「他の仕掛けじゃテエは釣れない」と豪語する
宿の特製仕掛け(400円)を試した。ハリス5号6.5メートルの1本バリ仕掛けは、
透明感とコシのあるハリスに金チヌ系?のハリ。
それに小さな蛍光玉が2つ付いただけのいたってシンプルなものだ。
タナは海面からの指示で、22メートルからスタート。
エサ、コマセともにオキアミを使い、
指示通りにオモリ60号のビシカゴを全開にして海中に放った。
道糸の色表示でタナをとろうと目を凝らすが、
まだ薄暗いためはっきりと識別できず、
明るくなるまではリールのカウンターに頼るしかなかった。
“鳥目状態”で四苦八苦しているうちに、最初の一尾を掛けたのは
左隣となる右ミヨシの若い常連さん。短竿&軟調竿のロッドを気持ちよく曲げ、
700グラム級の小ぶりながらも本命のマダイを抜き上げた。
このとき、タモを持ってそばに来ていた仲乗りさんの置き竿にもヒット。
船頭があわてて駆けつけアワセをくれたが、これも同級サイズの本命だった。
すわっ、開幕ダッシュの出血モーニングサービスと信じ、
頻繁にコマセを入れ替えるが、エサ取りばかりで本命から音沙汰なし。
その後は、常連さんが600グラム級を追釣しただけだった。
ポイントは川名沖~平砂浦沖のタナ22~65メートル
ポイントを平砂浦沖へ移し、タナ27メートルで再開。
日が昇ってからの水温は24.7度だった。潮通しは悪くはないというが、
澄み潮でエサ取りの猛攻が凄まじい。付けエサはものの3分ももたず、
ひたすらコマセを打ちかえる時間だけが空しく過ぎていった。
開始から2時間が経過した午前7時前、ようやく地道な努力が報われた。
タナを取ったあと竿を手持ちでアタリを待っていると、
「クン、クン、ズコーン」と竿先が一気に海中に引きずり込まれた。
ガッチリとハリ掛かりさせるように竿を立てると、
緩めに調整していたドラグがシュルシュルと音を立てて滑り、
そのまま10メートル以上も道糸が引き出された。
船頭の指示で左隣の常連さんの仕掛けを上げていただき、
後は竿尻を腹に当ててゆっくりとやり取りに専念する。
が、ハリス5号、真鯛バリ9号の仕掛けでは、青物相手にあまり無理はできない。
船から離れたり、船下に潜ったりと走り回る青物のアタマをこちらに向けさせる。
ビシカゴを上げ、ハリスを手にしても、ハリスが海面と平行になるほど船から逃げ回る。
ようやくハリスを手繰り寄せ、仲乗りさんにタモ取りしてもらいゲット。
顔を見せたのは、予想以上に良型の後検量73センチ、4キロの立派なワラサだった。
73センチ、4キロのワラサ。写真はA4サイズにプリントアウトし、パウチまでして
プレゼントしてくれる船宿サービスがうれしい(写真by竜一丸)
その後は船中でイナダ2本、ソーダガツオ数本があがったものの、本命タイからの魚信は途絶えた。
ここで2本バリ仕掛けに変更するように船頭から指示があり、
タイ、青物とともに高級外道が期待できるポイントへ移動。
オキアミに食いついた小魚をそのまま泳がせていると、
マハタなどの高級根魚が釣れるというのだ。
指示ダナに仕掛けを落とすとほどなく「クン、クン」と貧弱なアタリ。
すぐに上げてみると15センチほどのヒメがダブルでお目見えした。
本命も期待できるため根気よく手返しを繰り返したが、上がってくるのはヒメばかり。
それではヒメに頑張ってもらおうと、ヒメのアタリにしっかりとハリ掛かりさせ、
そのまま泳がせて高級魚に化けることを期待した。
この日大活躍してくれたヒメさま。コレが高級外道に二度化けてくれた
時々竿を大きく煽っては、静かに落とし込みを繰り返していると…、
竿先を海中に入れた途端、「グ、グ、ギュ~ン」と引ったくるような強い引き込みが来た。
ワンテンポ間をおいて竿を立てると重々しい引きがあり、手応え十分。
根に潜られないよう海底から引き剥がすようにリールを巻き、
後は重厚な引きを両腕で感じながらやりとりを楽しんだ。
ハリスまで抜き通ったヒメをヒラヒラさせて浮上したのは
大きな口をガバッと開けた後検量1.1キロのマハタだった。
シマシマが鮮やかな1.1キロのマハタ
30分後にも同じ誘いで同サイズのマハタを仕留めることができ、
本命マダイの顔を拝むことはできなかったが、
十分満足のいく平日釣行となった。
この日の外道はヒラソーダ、ウマヅラハギ、ショウサイフグ、チカメキントキ、
そして大活躍してくれたヒメさま。
南房の大ダイを求めて、再びチャレンジしてみたい。
その他の釣行記はこちらへ!!
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食味は本命タイよりも旨くて嬉しいマハタ2枚ゲット
3日寝かせて旨みを熟成。まったりとした甘みが素晴らしい
2.常磐、アカムツ新群来たる。船中29匹。
3.南房、タイ2人で12枚。8時半早上がり。
4.飯岡、ヒラメ、トップ7枚2人。平均4、5枚で餌切れ早上がり。
釣行前日の15日、船宿HPの釣果欄はいずれも好釣果で賑わい、釣り人のスケベ心を惑わせた。
台風前の荒食いを期待して、どの魚を狙うべきか…。
仕事が手につかず、2時間ほどネットであちこちに探りをいれた。
悩んだ末に出した答えは…、
フグ、ヒラメは10月1日に外房で解禁となり、
毎年恒例の解禁ヒラメに行くことが決まっている。
フグは来年4月までのロングランとなり、慌てることはない。
ではアカムツは…というと、前回のリベンジを果たさなければならないが、
オデコ覚悟だからちょいと二の足を踏む。
そこで決めたのは、最近気になっていた南房の真鯛・ワラサ釣り。
「タイ2人で12枚。8時半早上がり」の誘い文句に惹かれ、
南房・川名魚港の竜一丸に乗船した。
前日は雨、当日も曇り予報だったが、南房はピーカンの好天気に恵まれた
前夜から降り続いていた雨が上がった午前5時前に出船。
ポイントは港からすぐの至近距離で、釣り人3人と仲乗りさんの4人が
左右ミヨシに2人ずつにわかれて竿を出した。
仕掛けは、まずは大船長が「他の仕掛けじゃテエは釣れない」と豪語する
宿の特製仕掛け(400円)を試した。ハリス5号6.5メートルの1本バリ仕掛けは、
透明感とコシのあるハリスに金チヌ系?のハリ。
それに小さな蛍光玉が2つ付いただけのいたってシンプルなものだ。
タナは海面からの指示で、22メートルからスタート。
エサ、コマセともにオキアミを使い、
指示通りにオモリ60号のビシカゴを全開にして海中に放った。
道糸の色表示でタナをとろうと目を凝らすが、
まだ薄暗いためはっきりと識別できず、
明るくなるまではリールのカウンターに頼るしかなかった。
“鳥目状態”で四苦八苦しているうちに、最初の一尾を掛けたのは
左隣となる右ミヨシの若い常連さん。短竿&軟調竿のロッドを気持ちよく曲げ、
700グラム級の小ぶりながらも本命のマダイを抜き上げた。
このとき、タモを持ってそばに来ていた仲乗りさんの置き竿にもヒット。
船頭があわてて駆けつけアワセをくれたが、これも同級サイズの本命だった。
すわっ、開幕ダッシュの出血モーニングサービスと信じ、
頻繁にコマセを入れ替えるが、エサ取りばかりで本命から音沙汰なし。
その後は、常連さんが600グラム級を追釣しただけだった。
ポイントは川名沖~平砂浦沖のタナ22~65メートル
ポイントを平砂浦沖へ移し、タナ27メートルで再開。
日が昇ってからの水温は24.7度だった。潮通しは悪くはないというが、
澄み潮でエサ取りの猛攻が凄まじい。付けエサはものの3分ももたず、
ひたすらコマセを打ちかえる時間だけが空しく過ぎていった。
開始から2時間が経過した午前7時前、ようやく地道な努力が報われた。
タナを取ったあと竿を手持ちでアタリを待っていると、
「クン、クン、ズコーン」と竿先が一気に海中に引きずり込まれた。
ガッチリとハリ掛かりさせるように竿を立てると、
緩めに調整していたドラグがシュルシュルと音を立てて滑り、
そのまま10メートル以上も道糸が引き出された。
船頭の指示で左隣の常連さんの仕掛けを上げていただき、
後は竿尻を腹に当ててゆっくりとやり取りに専念する。
が、ハリス5号、真鯛バリ9号の仕掛けでは、青物相手にあまり無理はできない。
船から離れたり、船下に潜ったりと走り回る青物のアタマをこちらに向けさせる。
ビシカゴを上げ、ハリスを手にしても、ハリスが海面と平行になるほど船から逃げ回る。
ようやくハリスを手繰り寄せ、仲乗りさんにタモ取りしてもらいゲット。
顔を見せたのは、予想以上に良型の後検量73センチ、4キロの立派なワラサだった。
73センチ、4キロのワラサ。写真はA4サイズにプリントアウトし、パウチまでして
プレゼントしてくれる船宿サービスがうれしい(写真by竜一丸)
その後は船中でイナダ2本、ソーダガツオ数本があがったものの、本命タイからの魚信は途絶えた。
ここで2本バリ仕掛けに変更するように船頭から指示があり、
タイ、青物とともに高級外道が期待できるポイントへ移動。
オキアミに食いついた小魚をそのまま泳がせていると、
マハタなどの高級根魚が釣れるというのだ。
指示ダナに仕掛けを落とすとほどなく「クン、クン」と貧弱なアタリ。
すぐに上げてみると15センチほどのヒメがダブルでお目見えした。
本命も期待できるため根気よく手返しを繰り返したが、上がってくるのはヒメばかり。
それではヒメに頑張ってもらおうと、ヒメのアタリにしっかりとハリ掛かりさせ、
そのまま泳がせて高級魚に化けることを期待した。
この日大活躍してくれたヒメさま。コレが高級外道に二度化けてくれた
時々竿を大きく煽っては、静かに落とし込みを繰り返していると…、
竿先を海中に入れた途端、「グ、グ、ギュ~ン」と引ったくるような強い引き込みが来た。
ワンテンポ間をおいて竿を立てると重々しい引きがあり、手応え十分。
根に潜られないよう海底から引き剥がすようにリールを巻き、
後は重厚な引きを両腕で感じながらやりとりを楽しんだ。
ハリスまで抜き通ったヒメをヒラヒラさせて浮上したのは
大きな口をガバッと開けた後検量1.1キロのマハタだった。
シマシマが鮮やかな1.1キロのマハタ
30分後にも同じ誘いで同サイズのマハタを仕留めることができ、
本命マダイの顔を拝むことはできなかったが、
十分満足のいく平日釣行となった。
この日の外道はヒラソーダ、ウマヅラハギ、ショウサイフグ、チカメキントキ、
そして大活躍してくれたヒメさま。
南房の大ダイを求めて、再びチャレンジしてみたい。
その他の釣行記はこちらへ!!
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食味は本命タイよりも旨くて嬉しいマハタ2枚ゲット
3日寝かせて旨みを熟成。まったりとした甘みが素晴らしい
僕だったらタイ狙わず一日中マハタ狙いしちゃうと思います♪
ちなみにこの宿の若船長・・・お友達です^^
いつもイサキで若船長&仲乗りと釣果勝負しますが・・・勝てません(爆)
コメントありがとうございます。
刺身は3日位寝かせたのがグッド。4日目も美味しかったですよ。
<ちなみにこの宿の若船長・・・お友達です^^
そうだったんですか。若女将もタイをバンバン釣ってますよ。
仲乗りKさんもエエ人ですね。気持ちよく釣りができました。
ところで、寄りフグが爆釣してますね。
富津には行かれましたか?
釣れてる時に行けなくてモジモジしてます。
外房も解禁なるし…。
これからは大原&鹿島で河豚釣りを楽しもうかと♪
いつか船でお会いしましたら宜しくお願いしますね(^^)
そうですね。人多過ぎてちょっとね。
17日に大原の定宿に行く予定だす。