たかお治久の活動報告

高砂市議会議員/たかお治久の活動報告

老朽化対策のヒント

2012-12-20 07:04:38 | 日記

12月19日(水)直接議会へ。午前中は12月定例議会内容の振り返り、内容確認等をしたり、風邪気味の為に薬屋さんに行っていたりしている内に過ぎてしまいました。午後会社へ。

今、私は、日本は勿論、高砂市も公共施設の老朽化対策に膨大な費用がかかることが懸念事項として頭から離れません。12月2日には笹子トンネル天井崩落事故が発生、この事故直後から衆議院選挙期間に突入したため、あまり大きく取り上げて報道されていませんでしたが、本当に深刻な問題と思っています。

 更に、高砂市は治水対策に多大な費用を要する見込み、この状況下で如何に高砂市を創るかのイメージが完成していません。

 昨日の日経新聞にその答えのヒントが掲載(31ページの根本祐二東洋大学教授の記事)されていたのでご紹介させて頂きたいと思います。ポイントは3段階に分かれ

第一段階:自治体に一つしかないような中央図書館、文化ホール、大型体育施設、博物館・美術館などを対象に「広域化」が有効。

第二段階:小中学校区単位の施設。老朽化した施設を建て替える際に校区内の校区内の公民館、地区図書館、保育所、幼稚園、児童館、デイケア施設等を新施設内に吸収する。キーワードは「多機能化」。

第三段階:集会所、公営住宅等の単位の施設については、自治体が資産を持たない「ソフト化」。公営住宅の建設をやめ民間アパートの空室を借りて補助をすれば財政負担を下げつつ民間も助かる。

 少子高齢化、人口減少社会を迎えるこれからが、高度成長時代と同じ手法で市が運営できるとは思えない。一議員で何が出来るのか、賛同者を増やさないといけません。


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