概要:視察二日目。新庁舎建設のことで熱海市を訪問。建設の必要性を認識した平成8年から財政危機を経て庁舎完成に至るまで18年。高砂市の新庁舎はいつになることか?
解説)11月18日(火)、前日からの行政視察二日目。前日の小田原市に引き続き昨日は熱海市(人口38,808人,面積61.6k㎡)へ。こちらでは新庁舎建設について、その経緯や市民への理解のあり方、実際の新庁舎等を伺いました。
[熱海市議会議場にて。総務常任委員会メンバーと企画総務部長&議会事務局職員の方]
[開放的で明るい雰囲気の新庁舎1階。来庁者の多くはこの1階で用事は済むことになりそうです]
[新庁舎の2階。こちらもかなり明るく開放的ですね]
特に興味を引いたのは、平成8年頃に耐震性に問題アリとの結果が出た後に財政危機に陥り、本来は早急な庁舎建て替えを必要とする現実にも対処できず、先ずは財政の立て直しが行われ、現在何とか庁舎建て替えにこぎつけた点。
財政危機から今回の新庁舎建て替えまでの間には、ごみの有料化、中学校の統合(2校を1校へ)や水道料金の値上げ、その他行政サービスの低下は避けられず、公園除草等もしっかり出来なかった、とのお話し。
新しい庁舎には消防庁舎も入っており、市役所内での情報の共有には相当有効な様です。
2日間にわたり他の自治体を視察。大きな刺激を受けたとは言い難いですが、高砂市としてもやらなければならないことの少し前を確実に進んでいる小田原市(施設白書を視察)と熱海市(新庁舎の視察)。
政治の世界では衆議院の解散、芸能の世界では高倉健さんのご逝去と気持ちの上で何か落ち着かない雰囲気がありますが、自分の出来ることを見据え、年末に向け、これまで以上にしっかりと着実に実行していきたいものですね。
さあ、本日も楽しんで行きましょう。(with smile)