2月22日(水)、本日は午前9時~議案勉強会。その部署は午前中が農業委員会事務局、会計検査室、まちづくり部、午後には市民病院、上下水道部、そして生活環境部とあらゆる部署の議案について勉強をさせて頂きました。
農業委員会や会計検査室、こういった部署は一見何を担っているのか知る機会もないのですが、農業委員会は高砂市内の農地の在り方、また会計検査室は市役所の出納管理、また検査室は様々な部署が行う公共事業が仕様通りに行われているのかの監査が行われています。
仕事としては当然の機能ですが、この部署がしっかりその役割を果たさないと行政機能には支障が出てきます。
そしてまちづくり部や市民病院、上下水道部に生活環境部(この中には広域ごみ処理施設も入ります)など等はそれぞれが市民生活に直結して見える執行が行われる部署、それぞれが役割を果たすべく次年度の事業を考え提案がされています。
各部署それぞれに非常に重要な課題を抱えていますが、その中でも今後の高砂市の浮沈を握るのは高砂市民病院の在り方ではないかと思っています。
今年度の最終見込みでは一般会計からの支援(繰出し)は4億円強、これは融通のきく貯金が約25億円前後という状況において、定常的に、即ち毎年このレべルで出費を強いられるとなると、かなり厳しい状況と言わざるを得ません。その原因は、国による診療報酬の改訂、医師不足等、様々な事が挙げられる様ですが、結果として中々回復基調に戻れないのが現実です。
ただ、市民病院で仕事に従事されておられる方々は本当に真剣に仕事に取組まれている様に思え、この状況をどう打破していくかは本当に難しい課題あdというのが私の現状認識です。
こういった事含め、現在の高砂市が抱える課題の今後の対応について今回の一般質問では問いたいと考えています。
↑ これは高砂市民病院の経営に大きな影響を与えたと思われる開業前の加古川中央病院。姫路にも近い将来、ビッグ病院が開設されます。この状況をどう打開できるか、正念場です。