たかお治久の活動報告

高砂市議会議員/たかお治久の活動報告

施設問題 総論と各論

2016-01-18 06:21:19 | 高砂の施設

 1月17日(日)、この日は21年前に阪神淡路大震災が起こった日。6,434人の方が命を落とされ、当時としては戦後最大の自然災害に見舞われた日となりました。高砂市役所では、昨日も地震発生時刻の5時46分に防災訓練を実施し、職員さんは休日にも関わらず、早朝から集合されたそうです。

東南海地震がいつ起こってもおかしくないと言われている現代、再び自分達が万全の態勢を備えているか、振り返る機会にしなければなりません。

さて昨日、私は主催者(高砂市議会)の一人として、「公共施設更新問題への挑戦」と題する講演会(14時~於:高砂市役所 講師:志村高史氏)に参加しました。

 開催前の懸念を大きく覆す多数の参加者(議員含んで90数名)が来て下さり、会場では当初準備していた椅子では足りなくなる程の盛況で、講演後のアンケートによる聴衆の声においても、「良い講演であった」との声が多数を占めていた様です。

その内容は、あらゆる自治体で今後起こる公共施設の老朽化問題について「全ての施設を維持することは不可能と断言します」から始まり、そのことを数字を交えて具体的にお示し頂きました。

結果、総論としては「施設を減らさないといけない」ことは聴衆の多くが理解した一方で、今後懸念されるのは「どの施設を削減するか」という各論に入った時です。

皆さんが自分の近くの、また自分が使っている施設は必要な施設、あったら良い施設として残すことを希望します。その中でどう削減していくか?行政に課せられた課題であり、議会もどう考えるか?が今後迫られます。

高砂市では平成28年度末までに総務省指示にもとづき全国の自治体同様「公共施設等総合管理計画」を完成させます。この前後での明確な意思表示がポイントです。

自然災害への備えと老朽化施設の更新等々課題の多い自治体運営です。が何とかやっていかないといけません。みんなが自分たちの立場でしっかり取り組んでいきたいものですね。

今日は雨、それでも明るく元気にいきましょう(with smile)

 

 

 

 

 

 

 

 

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