先週末(10月9日:金曜日)午後7時半~阿弥陀公民館にてコウノトリ里事業推進大会がありました。
この大会の発起人の一人として名を連ねさせて頂きましたが、ベースとなっているのは「東播磨県民局」及び「いなみ野ため池ミュージアム協議会」が進めている『ため池を拠点としたコウノトリが舞う里作りの可能性検討事業』をタイムリーに捉えての、魚橋仁司様(高砂市ため池協議会副会長兼魚橋ため池協議会会長)の”個人的”(←正式に組織合意されている前の発案だから、との説明)提案です。(私はこの提案を本当に素晴らしいと感じています)
その時の資料の一部をご紹介させて頂きますが、そこには高砂市阿弥陀町という市内でも数少ない田園地区と複数のため池のある地域が示されています。
大会には、地元阿弥陀地区の農会長、水利組合長、自治会長、老人会長、婦人会長、楽笑村会長経由でご案内が届いた方々100名以上が参加し、この取り組みへの意見交換が行われました。
この資料の中には、2号線と鹿島神社へ北上する交差点付近に道の駅を設ける提案もされています。この場所は私の先輩も以前から、この場所に道の駅を設けるべきだと提言されており、北を見れば高御位を頂く山並み、東西の交通はバイパスから気軽に降りれる位置等、人が憩い交わるにはもってこいの場所となっています。
この田園には、平成22年11月17日・18日に実際にコウノトリが舞った実績がある上に、具体的活動として、ため池の水を少し減らすことで出てくる生物がコウノトリの餌になる等、出来る手段も実行する等動いています。
また当日は「農薬使用制限は?」「みんなで田畑を継続しなくては」等、不安と前向きな意見の交る有意義な大会となりました。
私は紹介された挨拶の中で「安心安全を目指し取り組む治水対策や田んぼの開発でなくなっていく自然を守り、人と自然が共生するこの取り組みに少しでも貢献したい」と心からそう思い、お話しをさせて頂きました。
このことは実現には様々な課題を克服していかないといけないと思いますが、地方創生の1つとして、少しでもお役に立てる様、勉強し貢献したいと思っています。