たかお治久の活動報告

高砂市議会議員/たかお治久の活動報告

我々は“災間“を生きている

2025-02-03 19:40:19 | 安全

2月3日(月)、朝会社に出勤後、午前中は来客対応等で在社。午後は加古川プラザホテルに移動して東播磨懇話会(主催:神戸新聞社)の講演会(その様子👇)を聞いて来ました。

講師は磯部康子氏(元神戸新聞記者・専門編集委員、神戸大学特命准教授)。タイトルは「阪神・淡路大震災とはなんだったのかー30年の復興の軌跡から」

今回の講演では非常に多くの事を学び、気付かされましたので、下記に列挙したいと思います。(同氏の内容そのものも含みます)

・東日本大震災を体験した時に阪神・淡路大震災の教訓が行政(国)に伝わっていないと感じた。

・発生した地震の震度が報道で直ぐに国民に知れる様になったのは阪神淡路大震災以降

・スポーツ庁やデジタル庁があるのに防災庁が無いのは不思議

・阪神淡路大震災で初めて公的支援としての現金給付の道が開かれた。

・阪神淡路大震災で初めて災害関連死が認められた(災害弔慰金が支給)

・被災直後よりも復興の過程の方が大変。“復興災害“という言葉がある。

・大震災への想定を知っておく事は大切だが想定に囚われてはいけない。

 

そして歴史を振り返ると、必ず自然災害は発生しており、自分達は災害と災害の間の期間を生きている。すなわち常に「災間」を生きていることを忘れてはいけない。との言葉で締めくくられた様に思います。

心の何処かにある油断を断ち切り、発生時の事をイメージしてどう動くか、どうあるべきかを定期的に再考したいと思います(言うだけでは無しに)。

では明日も“明るく元気に積極的に“いきましょう!(with smile)

 


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