ヒッキーはつむじ風!!

ヒッキーが観て気に入った映画を、ブログで紹介します。

「食堂かたつむり」

2010-02-11 19:44:25 | Weblog
                                「食堂かたつむり」
ユナイテッドシネマ豊島園にて。
監督・富永まい
原作・小川糸
脚本・高井浩子

失ったもの:恋、家財道具一式、声。

残ったもの:ぬか床・・・。

というキャッチ・コピーのこの作品。

ネタバレご注意です!!

街で恋人と一緒にレストランを開くのが夢だった倫子(柴咲コウ)は、ある日アパートへ帰ってみると・・家財道具一式が全部無くなって・・・当然彼もどこかへ消えて・・・残ったのは、ぬか床だけ・・(T_T)/~~。

そのショックで倫子は、声が出なくなってしまいます・・・。

倫子は田舎へ帰ってきます・・。
折り合いの悪い母親・ルリ子(余貴美子)が住む田舎へ・・。

こんな感じで物語りは始まりますな。

原作、脚本、監督が全て女性なのですね~。
作品も、多分、男の私には解らないような、女性ならではの微妙なニュアンスがあるのでしょうね(^^♪。

倫子は田舎で食堂を開くわけですが、この厨房に立つ柴咲コウの映像を見て、
「しあわせのかおり」という映画で中谷美紀が厨房に立つシーンを思い出しました。
両作とも、何か“スピリチュアル”で厳粛なシーンになっています・・。

倫子の作る料理は、それを食べた人たちを幸せにしてゆきますな・・。

この後、思わぬ展開が待っているのですが・・。

正直、この映画の作風は私は苦手なジャンルでした。
もうちょっと、現実感のある作品かなと思って期待したもので・・。

中学生の女の子(志田未来)が男の子と食事をするシーンとか、
田中哲司演ずる不遜な男がお茶漬けを食べるシーンとか、
好きなシーンはあったのですが・・。

といっても、あくまでも私が、ですから、他の方、特に女性がご覧になったら、
まったく違う感想になることでしょう・・・(^^♪。


ひきばっち的満足度★★★