◆・左大文字大・・ 《東山如意ケ嶽の「大文字」》
★~・8月16日、京の夏の夜空を、いろどる「京都五山送り火」は
~・祇園祭とともに、京都の夏を代表する風物詩・・。~
◆・広沢の池から見る「鳥居形」の送り火・・ 《曼荼羅山にくっきりと》
★~・広沢池に点々と 浮かぶは「灯篭」・・ 鳥居を潜り精霊は帰っていく・。~・
『今日の一首』
~【大文字の 灯り頼りに精霊(たま) 還る
曼荼羅山の鳥居潜りて】~
★・嵯峨野にある「広沢池」の畔はパワースポットとして、年2回ほど、
~・清遊に出かけている。 いにしえの歌詠み人が、競って和歌を詠んだ趣のある処である・・
★~・桜守として名高い「植藤」の当主「佐野 藤右衛門」の邸宅も近い、
~・枝垂桜が垣根のごとく植えられ、日本家屋の粋に、桜鑑賞に緋毛氈の心配りは見事。
★~・鳥居型に要する火は床108軌を置く・鳥居の笠貫は 約70m,
~・左右の脚 約80m。この準備はすべて人の力だけで設置するという・・
★~・8月13日に迎え鐘をついて、おしょうらい(精霊)さんをお迎えし
~・16日の夜、大文字五山送り火とともにお送りする・・。
◆・選ばれし名誉の御仁・大文字に着火の瞬間・・ 《テレビに観ました》
『今日の一首・2』
~【大文字 テレビの捉える傍らに
灼熱浴びる 若人のゐつ】~ つわぶき
★~↑の若者が長さ3メートル、重さ50キロの大松明をかついで運びました。
~・金閣寺側の、山の中腹は人ひとりが、やっと通れる急斜面もあり重労働・・
~しかも本日は土砂降りの中、先祖への思いと責任感で見事到達・・・・。
~・「地域の人たちの先祖への、思いのこもった火を決して絶やさない・・」
~連綿といかに地元の人たちが「送り火」を大切にしているかが伝わる・・。~
★~【その他に金閣寺大北山の「左大文字」・松ヶ崎西山(万灯籠山)
・東山(大黒天山)の「妙法」・西賀茂船山の「船形」わずかの時間差で点火】
◆~・松ヤニたっぷりの、赤松の部材を切り出し準備は1年前から・・。
~・あいにく今日は雨の本降り。 その中も燃え盛っていた・・。~
~・点火資材である松割木や、松明にする「赤松」の確保、それは
~一年を通して、気が抜けない重要な任務。 敬服あるのみ・・。~
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