ゑんぢんぶろぐ

のんきそうには見えますが頭の中は不安で一杯。あまり過大な期待と責任は負わせない方が互いにとって身の為です。いやマジで。

偽ついった〜

2016年10月02日 20時30分46秒 | 偽ついった~
病院からの夜景…。

できればあまり見たくはないが…。
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シリーズ「読了」

2016年10月02日 07時00分24秒 | 読書
「家庭用事件」
著者:似鳥鶏

前作から3年の時を経て刊行された、書き下ろし含む5作品を収録した短編集。
過去作に散りばめた伏線を回収し、大きな仕掛けを公開したエポックメイキングな一冊。

最初っから著者のクセモノぶりは如何無く発揮され、軽妙な筆致に隠された重い話、心が痛い話が幾つも叩きつけられ結構体力を使う。
じっくりと読み込む人であればそれぞれのエピソードがどの作品に繋がっていくか、組み合わせて行く楽しみも見出せるのでは。

相変わらずの傑作群。


ちなみに全く刊行順に読んでいないこのシリーズw

「間もなく電車が出現します」
「理由あって冬に出る」
「さよならの次に来る<新学期編>」
「さよならの次に来る<卒業式編>」
「(本作)」
「昨日まで不思議の校舎」(レビュー未作成)
「いわゆる天使の文化祭」(未読)

読んだ順番は上記の通りだが、刊行された順だと

「理由あって冬に出る」
「間もなく電車が出現します」
「さよならの次に来る<新学期編>」
「さよならの次に来る<卒業式編>」
「いわゆる天使の文化祭」(未読)
「昨日まで不思議の校舎」(レビュー未作成)
「(本作)」

つまり内容的にも「(現時点では)完結編ではないのか?」と噂されている本作を随分先に読んでしまっているのだ。
コレって作者が本作にて爆発させた「シリーズに深く関わる大ネタ」を完全に不発にさせてしまうという所業ではなかろうか。
(ゑんぶろクオリティならではの大失態www)

どっこい著者のトリックスターぶりはその程度では揺るぎはしないのである(自己擁護乙)。

「満足度:◎」
◎:オススメ
◯:まずまず
△:好きな人もいるかも
×:読まない方が…
※:絶版キボンヌ
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