シリーズ｢読了｣

｢菜の花食堂のささやかな事件簿｣
著者:碧野圭

この手の｢日常の謎｣系では珍しく｢料理｣がど真ん中に来ない(一部例外有り)。
食堂兼料理教室｢菜の花食堂｣で、様々な｢パーツ｣が料理や素材に紛れて提示される。

それを整理したり掘り下げたりするのがアシスタント兼生徒でいわゆるワトソン役の優希。

まとめ上げ｢料理｣として仕上げるのがオーナーであり講師の靖子先生。

よくある｢文化教室の生徒｣かと思いきや…いずれもひとクセもふたクセもある面々で…それぞれに陰やら悩みやらが見え隠れする…。

そのキャラクター造形は実に巧妙、そしてそれは名探偵である下河辺靖子とて例外ではない。

予想外な展開からの意外なラストシーンで幕を降ろすが…続編がつい最近出ている。

もちろん読む。

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｢満足度:◎｣
◎:オススメ
◯:まずまず
△:好きな人もいるかも
×:読まない方が…
※:絶版キボンヌ

｢今日のキーワード｣

｢週刊少年ジャンプ｣

ま、漫画を読むには素養が必要って事だ。
(素養もどきで曲解している輩も居るが。)

持っていた素養を失った人ほど理解できなくなって叩きに走る。

偽ついった〜

…梅雨どこ行ったし…?