「探偵少女アリサの事件簿 今回は泣かずにやってます」
著者:東川篤哉
まとめページっ資料室(仮):「東川篤哉」
各種レビューサイトや通販サイトで「…事件簿」の後に「2」が入っていたりいなかったり…なので版元の幻冬舎の表記に倣って「無印」で。
シリーズ前作っ「探偵少女アリサの事件簿 溝ノ口より愛をこめて」
…せっかくのアイコン「メイド服」を表紙から外したのはなんでなんですかねぇ…?
「名探偵、夏休みに浮かれる」
…ちょっと幾つかの伏線があからさまなんで「ココでなんかあったな」と気づいてしまうのがもったいない。
ま、それで犯人が判るか?…てぇとサッパリ判らないんですが←
なんかアリサ、やる事が◯ナン君に似てきましたね(小声)
「怪盗、溝ノ口に参上す」
…コレが一部のレビューで叩かれている問題の一作(言うほどじゃない)。
この怪盗、狙う獲物がショボい(ニックかな?
っ[CLICK HERE!])。
つかソレってそんな簡単に手に入るの?
「便利屋、運動会でしくじる」
…コレが絶妙な仕掛けでシテヤラれた。終盤、ドミノのように連鎖する展開にはページをめくる手が止まらない。
アリサのパパン…(涙)
「名探偵、笑いの神に翻弄される」
…お笑いに詳しい人ほど細かいネタに笑える。どっかのレビューにもあったが結構複雑な展開をサラッと読ませる所が著者の筆力だな、と。
改めて考えると「陣内智則」のあのネタって凄いんだなぁ…若干ネタバレ(おい)
全体を通してアリサのママンが関わってる「語られない事件」の方がメッチャ興味深くて、逆にパパンは「自称」名探偵のようになって来てて草
それであの生活を維持できるのか←超絶大きなお世話
あと前回同様アリサが自分が名探偵だと認識されなくてスネてる描写が結構可愛い←不審者情報メール案件
「満足度:◎」
◎:オススメ
◯:まずまず
△:好きな人もいるかも
×:読まない方が…
※:絶版キボンヌ