「ホームズ連盟の冒険」
著者:北原尚彦
著者の過去作
っ「シャーロック・ホームズの蒐集」
タイトルからなんとなく想像できるかも知れないが「ホームズ」本人ではなく「その周囲の人たち」をメインに据えた短編集。
名前だけでピンと来る有名キャラから「コイツ誰や?」となる(作中で明かされるまで判らない)レアな登場人物まで、様々なパターンを一気に楽しめる。
「犯罪王の誕生」
…モリアーティ教授の過去譚。いかにして「宿敵」になったのか。そうです、アンニャロです(←恒例超絶激古ニッチネタ)
「蒼ざめた双子の少女」
…ホームズの相方・ワトスンの妻「メアリ・ワトスン」(諸説あるが)が主人公。とっても頭の良いヒト。まぁココでも[CLICK HERE!](「蛇足」参照)ネタになるくらいだから、ね。
「アメリカからの依頼人」
…ココを拾いますかw(解説読むまでイミフだったわ←ニワカおつ)…いやその「組織」は知ってたけどさ(今さら感)。
「ディオゲネス・クラブ最大の危機」
…ホームズ兄・マイクロフトが珍しく「動く」エピソード。チラリ出てくる「あのヒト」はもちろん「あのお話」の「あのヒト」(読めば解る)。
「R夫人暗殺計画」
…(1話目にもチラリし、3話目にも関わる)モリアーティ教授の腹心「狙撃手」モラン大佐がメイン回。読めば解ると思うが、この最後の方(のあのヒト)が凄い好き(萌←
「ワトソンになりそこねた男」
…原典1作目「緋色の研究」の冒頭にしか登場しない「あのヒト」…さすがにコレは解説読まなきゃ判らんw
原典では端の方でチラ見えしていた「脇役」をクローズアップし、「語られざる事件」も絡めて活き活きと描く。
全編に渡ってホームズものパスティーシュの名手たる著者の筆が冴えに冴える。
この話が、どの話に繋がるか…などと夢想するのもとても楽しい。
「シャーロック・ホームズ」まとめページ
っ資料室(仮):「シャーロック・ホームズ」
蛇足…解説で各種実写版、とりわけロバート・ダウニー・Jr.版の映画「シャーロック・ホームズ3(仮)」についてチラッと触れてくれるのが嬉しい。
「満足度:◎」
◎:オススメ
◯:まずまず
△:好きな人もいるかも
×:読まない方が…
※:絶版キボンヌ
著者:北原尚彦
著者の過去作
っ「シャーロック・ホームズの蒐集」
タイトルからなんとなく想像できるかも知れないが「ホームズ」本人ではなく「その周囲の人たち」をメインに据えた短編集。
名前だけでピンと来る有名キャラから「コイツ誰や?」となる(作中で明かされるまで判らない)レアな登場人物まで、様々なパターンを一気に楽しめる。
「犯罪王の誕生」
…モリアーティ教授の過去譚。いかにして「宿敵」になったのか。そうです、アンニャロです(←恒例超絶激古ニッチネタ)
「蒼ざめた双子の少女」
…ホームズの相方・ワトスンの妻「メアリ・ワトスン」(諸説あるが)が主人公。とっても頭の良いヒト。まぁココでも[CLICK HERE!](「蛇足」参照)ネタになるくらいだから、ね。
「アメリカからの依頼人」
…ココを拾いますかw(解説読むまでイミフだったわ←ニワカおつ)…いやその「組織」は知ってたけどさ(今さら感)。
「ディオゲネス・クラブ最大の危機」
…ホームズ兄・マイクロフトが珍しく「動く」エピソード。チラリ出てくる「あのヒト」はもちろん「あのお話」の「あのヒト」(読めば解る)。
「R夫人暗殺計画」
…(1話目にもチラリし、3話目にも関わる)モリアーティ教授の腹心「狙撃手」モラン大佐がメイン回。読めば解ると思うが、この最後の方(のあのヒト)が凄い好き(萌←
「ワトソンになりそこねた男」
…原典1作目「緋色の研究」の冒頭にしか登場しない「あのヒト」…さすがにコレは解説読まなきゃ判らんw
原典では端の方でチラ見えしていた「脇役」をクローズアップし、「語られざる事件」も絡めて活き活きと描く。
全編に渡ってホームズものパスティーシュの名手たる著者の筆が冴えに冴える。
この話が、どの話に繋がるか…などと夢想するのもとても楽しい。
「シャーロック・ホームズ」まとめページ
っ資料室(仮):「シャーロック・ホームズ」
蛇足…解説で各種実写版、とりわけロバート・ダウニー・Jr.版の映画「シャーロック・ホームズ3(仮)」についてチラッと触れてくれるのが嬉しい。
「満足度:◎」
◎:オススメ
◯:まずまず
△:好きな人もいるかも
×:読まない方が…
※:絶版キボンヌ