ゑんぢんぶろぐ

のんきそうには見えますが頭の中は不安で一杯。あまり過大な期待と責任は負わせない方が互いにとって身の為です。いやマジで。

シリーズ「読了」

2020年11月09日 14時02分07秒 | 読書
「親孝行プレイ」
著者:みうらじゅん

実は出版当時(2000年頃)から存在は知っていた本。
改めて読もうと思ったのは…間違いなくオレ自身の心境が変化した事にある。


「親孝行プレイ」という「親孝行の正しいスタイル」を提唱する著者から読者諸君への講義という形を取り、順を追って語られる。

はじめに――で高らかに「親孝行とはプレイである」と宣言する著者。

その三行あとに…おいw
なんて単語を引き合いに出すんだコラw

著者曰く…
「親孝行プレイ」に際して「子供」側は、「ホスト」「ホステス」や「○○嬢」「ボーイ」…全ての役割を担うのだ、
「親孝行プレイ」は諸君が親に対して行う奉仕プレイなのだ、と。

63ページ…シレッと親孝行の為なら○○の犠牲くらいは…って恐ろしい一文ががが
(超小声…ピカチュウだよなw)

68ページでは「ゴジラ盗難事件」に触れるww
息子(著者)最後の味方「母性」のエピソードだ…そんなやり取りがあったのかww

107ページ…「シャーク兄弟」って誰だよww
(別項で長嶋茂雄、アントニオ猪木、北野武の実名があるのであえて変えたワケではない)

終盤、下記の「見仏記」シリーズとも交錯するいとうせいこうとのコンビネーションワークも見せつつ…。

著者独特の文体が自在に走り回った挙げ句…文庫版あとがきのラスト9行で照れ笑いしながら最上級の親孝行プレイを放つのだ。


著者の出演した映画
っ「ギララの逆襲/洞爺湖サミット危機一発」

いとうせいこうとの共著
っ「見仏記2仏友篇」
っ「見仏記」

ほか関連記事多数。興味のある向きは自力で探せ下さい←←←

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※:絶版キボンヌ

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