「怪しい探検隊 バリ島横恋慕」
著者:椎名誠
著者まとめページっ資料室(仮):「椎名誠」
著者によると「あやしい探検隊」シリーズ8作目、とのこと。
いきなり「ワニ目のイラストレーター」「バカ旅作家」「タワシ髭の登山家」「凶眼編集者」と誰が誰だか読む人が読めばすぐに解る登場人物紹介で一発カマシにかかるww…なお本著の解説は「凶眼編集者」三島悟である。
日本語とインドネシア語の相似点をひとくさり…(ここんとこやたらインドネシア語に縁がある本ぶろぐっ[CLICK HERE!])。
第二章の「神の山アダンにいきなり突撃」から著者の筆が本気を出す。
「神の山」周辺の描写の何と美しい事か。
独特のギャグやら砕けた文体は変わらぬままに、町に漂う空気感から風俗まで脳裏に明確な映像として描かれるほどに広域で詳細に渡る語彙を駆使された説明は読んでいるだけでお腹一杯である。
第三章「わらわら族との遭遇」終盤辺りまでの約80ページは「バカ旅作家」の真骨頂である。
途中に「ワニ目イラストレーター」のカラーイラストが挟まれているが、写真とはまた違った「感情」が読み取れてコレはコレでヨロシイ。
182ページからまとめのように綴られる座談会がこれまた著者らしくない、だが「これぞ椎名誠」的な自己矛盾に満ちた内容で…酒かっくらって蚊の大群に襲撃されたオッサンたち(←読めば解る)の会話とは思えないほど含蓄がある。
ま、そこからいつものように脱線転覆gdgdになってよく解らないままエンディングを迎えるんだが←
一冊読むだけで、脳内でインドネシア長期滞在を堪能できてしまうという魔法のような本である。
蛇足…やたらと対談形式みたいなページが多いが、その「理由」は著者のあとがきで明らかになる。
「満足度:◎」
◎:オススメ
◯:まずまず
△:好きな人もいるかも
×:読まない方が…
※:絶版キボンヌ
著者:椎名誠
著者まとめページっ資料室(仮):「椎名誠」
著者によると「あやしい探検隊」シリーズ8作目、とのこと。
いきなり「ワニ目のイラストレーター」「バカ旅作家」「タワシ髭の登山家」「凶眼編集者」と誰が誰だか読む人が読めばすぐに解る登場人物紹介で一発カマシにかかるww…なお本著の解説は「凶眼編集者」三島悟である。
日本語とインドネシア語の相似点をひとくさり…(ここんとこやたらインドネシア語に縁がある本ぶろぐっ[CLICK HERE!])。
第二章の「神の山アダンにいきなり突撃」から著者の筆が本気を出す。
「神の山」周辺の描写の何と美しい事か。
独特のギャグやら砕けた文体は変わらぬままに、町に漂う空気感から風俗まで脳裏に明確な映像として描かれるほどに広域で詳細に渡る語彙を駆使された説明は読んでいるだけでお腹一杯である。
第三章「わらわら族との遭遇」終盤辺りまでの約80ページは「バカ旅作家」の真骨頂である。
途中に「ワニ目イラストレーター」のカラーイラストが挟まれているが、写真とはまた違った「感情」が読み取れてコレはコレでヨロシイ。
182ページからまとめのように綴られる座談会がこれまた著者らしくない、だが「これぞ椎名誠」的な自己矛盾に満ちた内容で…酒かっくらって蚊の大群に襲撃されたオッサンたち(←読めば解る)の会話とは思えないほど含蓄がある。
ま、そこからいつものように脱線転覆gdgdになってよく解らないままエンディングを迎えるんだが←
一冊読むだけで、脳内でインドネシア長期滞在を堪能できてしまうという魔法のような本である。
蛇足…やたらと対談形式みたいなページが多いが、その「理由」は著者のあとがきで明らかになる。
「満足度:◎」
◎:オススメ
◯:まずまず
△:好きな人もいるかも
×:読まない方が…
※:絶版キボンヌ
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