マメ科、Fabaceae、ウマゴヤシ(メディカゴ)属、地中海沿岸地域原産、
学名: Medicago intertexta、
英名: Hedgehog Medick, Calvary Clover, Calvary Medick、
葡名: Luzerna-brava, Trevagem、
2018年2月8日、22日、3月8日、2018年5月23日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で撮影、
メディカゴ・インテルテクスタ Medicago intertexta の花。表示名は学名の音読み。
ひとつの花の大きさは 2ミリほど。
花と種。メディカゴ・インテルテクスタ Medicago intertexta でした。
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(GKZ植物事典より)和名は学名の音読みから。属名は medicus (=薬)と agere (=用いる)の合成語で、この属の植物を薬用として用いたことによるとも言われる。種小名は「絡み合った」の意。
メディカーゴ・インテルテクスタは、マメ科の1年草である。本種は、地中海沿岸地方の標高 500m以下の幾分湿り気のある牧草地や路傍等に自生の見られる野草である。草丈は 20~50㎝程度となる。葉は 3出複葉で、小葉は長さ 1,5~2㎝、幅 0,8~1,5㎝程度の卵形~楕円形で、縁部は全縁~上半部に鋸歯を持ち、先端部は円頭となる。4~5月頃、オレンジ色で径 7~10㎜程度の花を 3~7 個程度つける。花後には長さ 11~16㎜ 程度の卵形でコイル状に絡み合った独特な形状の果実をつける。コイル状の先端部は刺状となる。本種は、北アフリカ、オーストラリア・北米等では帰化状態にある。(GKZ植物事典より)