
2018年8月9日(木曜日)晴れ時々曇り。27℃~17℃。降水確率0%。湿度64%。適度の北風。紫外線量9。風が吹いて爽やか。サド湾に白波。
長崎原爆の日。
黒田清輝の生誕日(1866-1924)
『詩集・巡礼と遍歴の歳月(抄)』ヴェンネル・フォン・ヘイデンスタム:著、尾崎 義:訳
『カロリーネナ-カール十二世とその将兵-』ヴェンネル・フォン・ヘイデンスタム:著、田中三千夫:訳。読了。
ヴェンネル・フォン・ヘイデンスタム(スウェーデン1859-1940)
絹子さん宛の手紙をアヌンシアード郵便局のポストから投函。買い物に行くついでに手紙を投函しようと思うと、下の郵便受けに絹子さんからの絵ハガキ。
リードゥルの広告に良さそうな裏皮スニーカーが出ていた(日本で自転車に乗る時に履いていたスニーカーの底に穴が開いた)ので、午前中にリードゥルに買い物に。緑パプリカ305g=0,39€。バナナ1,08kg=1,13€。ニンジン1kg=0,79€。ナチュラルヨーグルト125gx8=1,29€。ブロッコリ500g=0,89€。リンゴ(富士)1kg=1,59€。ラザーニャ400g=1,79€。レモン375g=0,90€。ブラウンマッシュルーム300g=1,59€。フランスネギ400g=0,79€。オランダキュウリ300g=0,69€。ルッコラ100g=0,99€。鶏卵L玉x6=0,85€。ミックスナッツ(蜂蜜)200g=2,49x2=4,98€。スニーカー17,99€。合計=36,65€。
最初、合計90,62€となり、カード支払いだから暗証番号を入れ会計を済ませたが、どうも90ユーロは高すぎると思った。レジの人も高すぎると思ったのだろう。こちらが言う前に、レシートを確認してくれてスニーカーが4足分も付いていた。すぐに計算し、3足分の53,97€を現金で返してくれた。家に帰ってから気が付いたのだが、パンを買ったのにパンが付いていない。パン400g=0,69€。今日から売り出しの広告が入っていたからか、午前中のリードゥルは老人たちで混雑していた。
『きょうのニュース』モンシックの火災は7日ぶりにほぼ鎮火した模様。避難していた299人が帰宅。スペインのバレンシア火災は依然広がり、2,600人が避難。7月27日からのカリフォルニアも鎮火できず。インドネシアは余震が続く。ブエノスアイレスで暴動。ライアンエアーはパイロットのストライキ。酪農業者が牛乳価格でデモ。先日の猛暑で収穫間近のメロンにも被害。明日からは風も弱まる。
『昨夜の映画』
『タイタンの戦い』(Clash of the Titans、訳:巨神達の激突)2010年。米、英共同製作の映画。1981年に製作された同名スペクタクル映画のリメイク作品。106分。監督: ルイ・レテリエ。星座が誕生する以前の古代ギリシア時代。世界を支配していたのはクロノスが率いるタイタンの神々だった。しかし、クロノスの息子の神であるゼウス(リーアム・ニーソン)、ポセイドン(ダニー・ヒューストン)、ハデス(レイフ・ファインズ)らオリンポスの神が台頭した。ゼウスはハデスに「父を倒す為の怪物」を創る様に頼んだ。ハデスは自身の肉体を削り恐ろしい怪物クラーケンを創った。クロノスを打ち倒したゼウスたちはそれぞれの支配地を決め、ゼウスは天界と神々の王に、ポセイドンは海洋の王になった。ハデスはゼウスに騙されて長兄でありながら暗黒の冥界の王となっていた。やがて神々は人間を創り、彼らからの崇拝と愛を糧に不老不死を保っていた。しかし、傲慢の限りを尽くす神々に対し、ついに人間たちは反旗を翻す。 ペルセウス(サム・ワーシントン)と彼の家族が漁に出ると、アルゴスの兵士達がゼウスの像を破壊しているのを目撃する。冒涜に怒り狂った神々は、フリアエを解き放ち、兵士達を襲い、漁船を破壊する。ペルセウスだけが生き残り、兵士達に発見される。 ペルセウスは、神々に対抗しようと祝宴を行なっている王ケーペウス(ヴィンセント・リーガン)と王妃カシオペア(ポリー・ウォーカー)のもとに連れてこられる。王妃カシオペアは娘の王女アンドロメダ(アレクサ・ダヴァロス)と神々を比較し、アフロディーテ(アギネス・ディーン)よりも娘の方が美しいと豪語する。これに怒ったゼウスは、兄であり冥界の王であるハデス(レイフ・ファインズ)を人間界へ解き放ってしまう。かねてより神々を侮辱していたアルゴス国王と王妃の前に現れたハデスは、10日後の日食の日に海の魔物・クラーケンを放ち都を滅ぼすと宣言。滅ぼされたくなければ、王女・アンドロメダを生贄に捧げろと要求してくる。ハデスが去る直前、ペルセウスがゼウスの息子の半神であるとペルセウスに告げる。 ペルセウスはイオ(ジェマ・アータートン)に会い、出生の秘密を知る。イオはさらに、ペルセウスのこれまでの人生を全て見てきたと明かす。ペルセウスは神々を倒すことのできる唯一の人であり、イオはこれまでも彼を守ってきているのであった。 ペルセウスはクラーケンを倒す方法を知るため、王の警護隊と共にグライアイの魔女のもとに向かう。権力欲の強いハデスに裏切られた後、ゼウスはペルセウスにオリンポス山で作られた剣と翼のある馬ペガサスを与える。ペルセウスはこれらを断ったが、王の警護隊のドラコ隊長(マッツ・ミケルセン)が念のため預かる。その直後、彼らはハデスの使いのカリボスに攻撃される。カリボスはドラコ隊長に腕を切り落とされ逃亡する。彼らはカリボスを追うが、カリボスの傷口から滴り落ちた血により作り出された巨大サソリに襲われるが、ジンの長老(イアン・ホワイト)に率いられた砂漠の魔術師の一群に助けられる。ジンは神々の敗北を望んでおり、ペルセウスと警護隊の味方となる。 グライアイの魔女の隠れ家に着き、クラーケンを倒す方法は冥界の神殿に住むゴルゴンのメデューサ(ナタリア・ヴォディアノヴァ)の首を手に入れなければならないことを知る。メデューサと目が合った者は全て石になってしまうのである。 ペルセウス、イオ、ジンの長老、ドラコ隊長および生き残った警備隊員であるソロン、エウセビオス、イクサスは冥界に入る。彼らがメデューサの隠れ家である神殿に入っている間、イオは外で待つ。ジンの長老とドラコ隊長はゴルゴンにより傷を負い、自ら犠牲になる。ペルセウスは裏返した盾にメデューサを映して近づくまで待ち、ついにメデューサの首をはねる。ペルセウスがメデューサの首を持ち神殿を出ると、カリボスがイオの背後に現れて彼女に重傷を負わせる。ペルセウスとカリボスは戦い、自分がゼウスの子であることをついに受け入れ、ゼウスから与えられた剣を使いカリボスの胸に突き刺す。 イオは死に際、その場を離れたがらないペルセウスに行くよう促し、アンドロメダとアルゴスを守るよう諭す。その後彼女は粉々になり、金の霧となり空に舞い上がる。ペガサスが登場し、ペルセウスはペガサスに乗り、クラーケンが放たれたアルゴスに急いで戻る。アルゴスの人々は捕らえられ、クラーケンに差し出されたアンドロメダは拘束される。クラーケンの目覚めにより人々が死に、オリンポス山の力関係は崩れる。ハデスが現れ、ゼウスのように人々の信仰や崇拝を望んでおらず、恐怖だけが望みであると語る。その後、弱ったゼウスを簡単に制圧する。 クラーケン討伐の命を受けたペルセウスは、神の血を引く者として世界の存亡をかけた戦いに挑む。ペガサスに乗り空を飛び、ペルセウスはアルゴスに到着し、クラーケンがアンドロメダの所に到達するまさにその瞬間、ペルセウスはメデューサの首をクラーケンに突きつける。クラーケンはゆっくりと石になっていき、崩れる。激怒したハデスが現れペルセウスを殺そうとする。ゼウスの声が聞こえたペルセウスは剣をハデスに突き刺す。剣が稲妻を受け、その剣をハデスに投げつけるとその勢いでハデスは冥界に突き戻される。 ペルセウスはアルゴスの女王となったアンドロメダを海中から救い出す。アンドロメダはペルセウスに王としてアルゴスに留まることを願ったが彼はこれを辞退する。ペルセウスはまたゼウスから神格となることを望まれ、これも辞退したが、その後ゼウスはたとえペルセウスが人間として生きようとも孤独ではないと語り、イオを蘇らせる。 (Wikipediaより)
『アップサイドダウン 重力の恋人』(Upside Down)2012年。フランスとカナダの共同制作。109分。監督:フアン・ソラナス。正反対の方向に重力が存在する双子の惑星。この重力は相手側の物質には決して作用することはなく、上の富裕層が暮らす世界と下の貧困層が暮らす世界、二つの世界は互いの頭上に存在しながら、その交流は固く禁じられていた。だがある日、下の世界に暮らす少年アダム(ジム・スタージェス)は、上の世界に住む少女エデン(キルスティン・ダンスト)に恋をしてしまう。二人は人目を盗んで密会を重ねるが、ある日監視していた警備隊に見つかり、その逃走の際にエデンは上の世界に落下してしまう。このことが原因で、長い間エデンを死なせてしまったという罪悪感に悩まされていたアダムだったが、時が経ったある日、彼女が生きていることを知る。エデンに再び会いたいと願うアダムは、二つの世界を繋ぐ唯一の巨大企業「トランスワールド社」の社員となり、上の世界への侵入を試みるのだった。(Wikipediaより)
『アップサイドダウン重力の恋人』のネタバレあらすじ
ある特殊な世界が誕生します。それは宇宙で最も謎めいた秘密の一つでもあります。ここは宇宙で唯一の二重引力が存在する太陽系でした。双子の惑星は、それぞれの重力が反対方向に作用していました。二重引力には3つの基本法則があります。あらゆる物質は発生した星の重力に引きつけられます。反対側の星の物質は、その星の重力が及ぶ重りとなります。これが逆物質と呼ばれるものです。逆物質に数時間接触すると、物体が燃えだしてしまいます。2つの世界の接触は禁じられていて、上の世界は裕福な人々が暮らしていました。下の世界に住む人々は命を落とす危険があっても、上の世界から逆物質を盗んで燃料にして生きていました。トランスワールド社だけが2つの世界をつなげていました。この会社は上の世界の巨大企業で、下の世界の石油を採取して電力に変えていました。これを不当な値段で下の世界に売っていたのです。この企業の製油所で起こした爆発によって、街は破壊されました。アダムは両親を失って養護施設で育ちます。アダムは幸運なことに、週末は大叔母のベッキーの家に行けました。彼女が唯一の親戚で、模型飛行船や空飛ぶパンケーキがあります。ベッキーはピンク・ミツバチについての古い知識を教えてくれます。両方の世界の蜜を吸うハチでした。ある日、アダムがミツバチを深追いし、木の上から模型飛行船を投げます。すると上の世界にいる少女・エデンが受け取ります。時が経っても、アダムとエデンはこの場所から話しをしていました。2人は逆さま同士でしたが、ロープを使って側に寄ってキスをします。アダムはエデンを肩車してどこまで行けるか試します。楽しんでいると、大きな音が聞こえてきます。ハンターがやってきて銃撃してきます。アダムはエデンをロープで戻そうとします。しかし、銃で腕を撃たれて、アダムはロープを離してしまいます。エデンはぶつかって血を吐き、ベッキーの家は燃やされます。ベッキーは連行されていきます。 10年後、アダムは研究をしながら、対老化クリームの開発の仕事をしていました。上手く行かずに、これでは何年もかかると困ります。テレビではトランスワールド社の人員募集が放送されていました。その募集をしていたのはエデンで、アダムは彼女が生きていることに喜びます。トランスワールド社で働けば、アダムは彼女に会えると考えます。入社して厳重な検査を受け、会社の中に入ります。働く人々はさかさまでした。アダムは開発していた美容クリーム、対老化クリームが評価されて仮採用されました。下の世界の者に重要な役職は与えられませんが、アダムは例外とされます。取締役から、逆物質を持ち出したら刑務所行きになることや、上の世界の人に不必要に接触しないようにと注意されます。エデンはあの時の事故で記憶を失っていました。何が本当の記憶かあやふやな状態で、何かが欠けていると思っています。アダムは上の世界の同僚のボブから、下の世界の切手が欲しいと頼まれます。アダムはエデンと連絡がとりたいと申し出ると、ボブは快く引き受けてくれます。ある日、アダムは残って仕事をします。ボブの電話機を使って、社員のポーラにエデンと会う約束を頼みます。アダムは逆物質を服の下に着込み、さかさまになって上の世界の人へと成りきります。エデンに会いに行くと、ポーラから記憶喪失だと知らされます。アダムは仕方なく仕事の話しをすることにします。また、自分のことを別の人に例えて話しますが、エデンは何も分からない様子です。逆物質が服で燃え始めて、アダムは慌てて席を外します。トイレの水で冷やした後、用を足すと小便が上へと向かってしまいます。スプリンクラーが作動して、アダムは急いで下の世界に帰ります。翌日、アダムが出勤するとショータイムが行われます。それはボーナスが支給される前に、不要となる人物を発表するものでした。その中にボブの名前がありました。ボブは退職手当がありますが、長年勤務したのにゴミのように捨てられます。役立つものがあると、ボブはアダムに箱を渡します。エデンはこの間何で消えたのと、ボブに電話してきます。アダムはボブのふりをして、トイレの警報が鳴って閉じ込められたと言い訳します。エデンは埋め合わせとして、カフェ・ドス・ムンドスにランチに行こうと誘います。アダムは了承し、逆物質を服の中に入れて向かいます。ボブからもらった箱には彼のカードがありました。それを使ってアダムは、会社から出て上の世界を歩きます。カフェに到着し、アダムは自分のことを覚えてないかと話します。手を握るとエデンは帰ろうとします。謝罪して笑わすと、エデンは席に戻ってくれます。仕事の話しや昔住んでいた家の話しをします。楽しんでいると、逆物質の入ったアダムの靴から煙がでてきます。急いで会計をし、アダムは靴が燃えながら走ります。そして海に飛び込んで靴を脱ぎ捨て、さかさまになって下の世界の海に飛び込みます。アダムの対老化クリームの開発が成功して、多くの人の前で発表します。エデンがやってきて、アダムは顔を隠しますが、彼女は気づいて質問をします。アダムはボブではなく、本名を彼女に打ち明けます。そして逆物質を着込んで、急いでエデンに会いに行きます。ボブのカードが通らなくなっていて、アダムはゲートを飛び越えてエデンを追いかけます。エデンは自宅で泣きながら、少しずつ思い出します。警察に追われているアダムは、ボブの家を訪れます。ボブが逆物質の熱を抑えるジャケットを開発してくれます。アダムは重力を変えることができると言います。2つの世界の液体を注意深く混ぜて、重力の安定を保つと、球体の液体ができて浮きます。これは革命的な開発で、アダムは会社に言っていませんでした。また、対老化クリームの原料も言っていません。それはピンク・ミツバチのピンクパウダーで、アダムにしか分かりません。 アダムは思い出したエデンに会いに行ってキスをします。警察がやってきて、アダムは建物の上へ上へと逃げます。逆物質をいくつか落とし、ケーブルカーに飛び乗って逃走します。アダムはエデンと出会った場所で待っています。エデンがやってきて、2人は昔のようにさかさま同士で出会います。お互い抱き合いながらキスをし、反する重力によって宙を浮いています。ジャケットを着て、アダムとエデンが歩いていると、あの時と同じように追手が来ます。アダムはジャケットを脱ぎ捨てて、エデンと共に下の世界へと逃げます。銃撃されながらも、宙を浮いている石伝いに逃げていきます。つないでいる鎖を撃たれて、エデンとアダムは落ちかけます。アダムはエデンを救うために手を離すように指示し、下へと落ちていきます。アダムは木がクッションになって助かります。1人黄昏れてるアダムに、会社の人間が対老化クリームの製造法を教えろと脅してきます。エデンに近づけば起訴するとも言ってきます。アダムは何でも上の世界のものが勝ち、下の世界のものは負けるのだと諦めます。ただ、決してエデンのことを忘れないと誓います。その頃、ボブは1人アダムの発明を研究していました。そして成功し、勝利を確信します。エデンは具合が悪くて落ち込んでいました。アダムがいた会社の0階から届いた花を見て倒れます。そしてボブに助けを求めます。アダムが下の世界で仕事をしていると、ボブが普通にやってきます。ジャケットを着ずに、アダムが開発した液体を注射したのです。1時間は効果があって、現在も改良中でした。ボブはアダムに、エデンからのカフェの紙を渡します。また、ボブは切手を売った金で、アダムの父親代わり兼上司のアルバードと共に、対老化クリームの特許を会社よりも先に取得します。エデンはアダムの双子の子供を妊娠したことで、体質が変わって下の世界に来ることが出来ます。アダムとエデンは喜び、そしてキスをします。2人の愛は歴史を変えるものとなります。それはまた別の物語です。(hmhmより)