移動時間含めて10分間でメシを終わらせることに成功したわたくし。こんなところで自分の医師の資質を感じてしまいました(笑)。「医師の資質」っていうフレーズはこのブログを大勢見てくれているらしい医学部受験生のみなさまも志望理由書などに頻用なさっている言葉かと思いますが、自分も受験生当時は「医師の資質とは?」と尋ねられて「早食い」とか決して答えなかっただろうけれど、自分も曲がった人間になってきたように感じます。医大生・たきいです。
一丁前に「当直」させられる今の診療科。強制ではなく自由意志という名目らしいけれど、せっかくだからとみんなやらせてもらっているようだ。夜の病院を守っているようでなんだかカッコいい当直の先生方たちについていくと自分も頑張ったような気になってしまうのだけれど、気持ちいいことばかりでもない。
まずひとつめが靴。朝から晩まで履いている靴というのはおぞましい臭いが漂ってきてしまうもの。これってマズい気がする。この業界の先輩方はどうやって対処されているのだろう。
続いて汗。肌が弱いもので、汗を掻いた夜にシャワーも浴びずに仮眠をとることになってしまうのはこれはこれは地獄である。よく眠れやしない。医師免許が手に入ればシャワーくらい使わせてもらえるものなのかどうなのか。
最後に、朝になると伸びまくっている髭である。医者になったら職場にも髭剃り常備しておこうと心に誓った今日の朝の髭であった。
年の暮れ、どうやら自分は着々と激務の仕事への道を歩んでいるようだと自覚する毎日である。
(ソファーで寝てしまった人(笑))