医大生・たきいです。

医大生的独言。

大統領演説に期待したい

2016-11-09 23:59:59 | 医大生的生活

バラク・オバマが大統領になったとき私はまだ高校生でしたが、その頃オバマのスピーチ集的なのがよく売れていたようです。恐らく我々の親世代はキング牧師の“I have a dream”とかで英語の勉強をしていたのでしょうが、それと似たような感じでスピーチ集とか買わされてやらされようとした記憶があります。結局ほとんど聞かずに読まずに“Yes, we can”しか覚えていないけれど。トランプ氏の英語ってついつい聞き入ってしまうような美しい感じはしないのですが、奥様は先人の知恵を借りてくるのがお得意なようですし(笑)、きっと完璧に用意された就任スピーチが聞けるのではないかと個人的には期待しております。医大生・たきいです。





問題を見ると3秒で答え分かっちゃう問題ってありますよね。所謂「キーワード拾っていけば」系の問題。そこでできる人はじっとその問題の整合性など考察できるのかもしれませんがもう一息腰を据えて考えられる甲斐性や忍耐強さが私には足りないようで参っています。患者さんを診て、何の検査のオーダーをするか、とかから考え始めないといけないとは頭では分かっているつもりですが、試験問題となるとなかなか。答えが出てしまうとその場はついつい満足してしまいます。これでは姑息な勉強です。本質的には同じことを聞かれていても変化球を投げられるだけで打てなくなりそうなきらいもあります。反省。

「直観の7割は正しい」と語る将棋棋士の羽生先生。裏を返せばあれほどの天才でも3割は間違えているわけです。ならばなおさらわたくしの直観などあてにしてはならないと肝に銘じればよいのでしょうか。裏付けをする、比較をする、といった思考をないがしろにしてはなりません。

どんな分野でも、偉人の言葉は深く、重みがあるものなのです。だから、トランプ氏の演説にも私は期待したいのであります。






(今回の選挙で初めて米国大統領を選ぶ仕組みを知った人(笑))
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