医大生・たきいです。

医大生的独言。

凍った道で転ぶ朝

2016-11-25 23:59:15 | 医大生的生活

大学の目の前の眼鏡屋さんが新しくなりました。店員さんもオープンに備えて増員されていた模様。これまで聞かれることはなかった声の揃った「いらっしゃいませ」に気合を感じました。そんな私は早速ジャージ姿で曲がったメガネを直しにもらいに行って、一銭も使わずに帰ってきました(笑)。因みにその眼鏡屋では2本も買ってるお得意さまなので大目に見てください。日本のメガネさんってサービスいいからいいなぁ。医大生・たきいです。






「まずい、カンファ遅刻する」

と駆け足で北口玄関に駆け込もうとしたところで、突然我を失ったかのようにゆったりとした時間が流れ始めた。

今ぼくは足元に怯えながら走っていたはずだった。あれ、いまどうなっているんだろう。白衣に着替えて7階の病棟まで駆け上がるまで猶予はあと5分弱。ペースを上げないと。でも、いまどうなってるんだろう。今日のクルズスなんだったっけ。周りがゆったりとしているように見えた。どうなってるんだろう。

ドッテーン、と右手右足で全力の受け身を取っていた。右手橈骨神経支配領域にしびれ感。ピリピリ。飛んでいったメガネを戻して周囲を見渡すと視線を一斉に集めていることに気がついた。恥ずかしい。同級生が振り返って笑ってこちらを見ている。

それにしても、「生命の危機を感じた時に時間が止まって感じる」現象って不思議ですよね。

一番の敗因は、「11月の関東で東北出身のおれが転ぶわけ」というナメた態度でした。何事も慎重にいかなくてはなりませんね。

みなさま、どうぞ足元にはお気をつけて。




(不覚にも賢者の石見ちゃった人(笑))
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