パパッと終わらせようと思っていたレポートが迷走して1日仕事になってしまいました。とてつもない疲労感。要領悪くて泣いた。医大生・たきいです。
昔のグーグル翻訳って酷かったですよね本当に。“as”は「として」としか訳せない無能っぷりだった記憶があります。
最近グーグル翻訳がいささかマシになったと話題です。ググってみたところによると、「ディープラーニングによる新翻訳システム」が導入されたのだとか。よくわかりませんが。話のタネにと思いまして、読むのがだるくなってきた目の前の英語論文をコピペして翻訳させてみました。英語力の著しい低下に伴い、英語読むの結構ストレスなんですよね(苦笑)
これ、意外にいけてる…!
「として」縛りだった“as”を「様態のas」として正しく訳出できている成長ぶりで感動しました。医学用語も案外正しく訳してきます。アホな大学受験生よりよっぽど頭いいです。でもさすがにグーグル和訳をそのまま使ってしまえるレベルにはまだ到達しておらず、翻訳された文章をそのままコピペ、というわけには到底いきません。最後は自力で読むしかないでしょう。しかし使い方を考えれば非常に有用で、検索して出てきたこの英語論文を気合い入れて読むのが時間の無駄ではないかのチェックくらいには十分耐えうるレベルな気がします。ノンストレスでザーッと全体目を通せるほどの英語力がないくらいのレベルの人にとっては、論文探しのいい時間短縮にはなるかと思います。最後まで頑張って英語を読み終わってから「これ欲しい情報じゃなかったよ……」と愕然した経験が何度かあるのですが、あの疲労感が結構つらいんですよね。その回避にはグーグル翻訳も十分使えると思います。あと10年後には英語力ゼロでもグーグル翻訳さえあれば生きていける時代が近い将来やってくるのではないでしょうか。コンピューターは将棋のプロに永遠に勝てないと思っていたのに今やプロが負けてしまうことも珍しくない時代ですからね。遠くはない未来だと思います。
ていうか、グーグル翻訳の英語力に文句を言っていないで、自分の英語力をなんとかせいという話な気も。受験生時代の英語力よ甦れ。反省しています。このブログ書きながらいまさら気が付きましたが、英語「を」勉強するのが高校生で、英語「で」勉強するのが大学生なんですね。
「グーグル翻訳で時間短縮!」とか言ってると年配のセンセー方に怒られそうですが、センセー方の学生時代と比べると情報過多で、医学知識は数十倍に膨れ上がって、国試の難易度も上昇傾向。出席もうるさくて時間がないイマドキの学生たちは、センセー方が通っていた古き良き時代の大学と比べたら数倍の時間拘束されているわけです。だからこそ文明の利器を賢く使うのが生きる術だと個人的には考えます。
グーグル翻訳。実はあまり英語に自信がないんだよというあなたは、騙されたと思ってこっそり使ってみてくださいませ。
(苦労して英語で手に入れた情報がそのまんま病みえに書いてあったときの疲労感も嫌いな人(笑))