ありふれた人生
もう何も考えまい
君が欲しかったものも
僕が欲しかったものも
生きていくことの愚かささえも…
イヤホンの音楽で気づかず
不意に追い越されたみたいな感じで
思わずビックリしたけど…
速そうなというか
間違いなく速い女子…
というより結構なオバちゃん?
たぶん…
速いのは速いのに違いなくて
僕には太刀打ちできそうにないけど
その後ろ姿で簡単にわかってしまう?
骨盤周りの熟成度合いがオバちゃんだと…
哀しいかな
エロジジイのイヤらしいサガか?
サガ…だな…
エロサガか…笑
おそらくアラフィフくらいだろうか?
この速さだとまだ40代かもしれない
結構速くて陸上経験者?
そういえば
数ヶ月ほど前の雪の積もってるとき
同じ地点で追い抜かされたような…
あのときは
土日だったか冬休み中だったか
弾けるように走る
女子中学生みたいな娘さんと
一緒に走ってた記憶が…
ってことは
やっぱり40代くらいか?
まぁ
エロジジイの僕がどう見ていようと
彼女にとっては
カンケーのない遅いジジイのジョギング
そんなことなんてどうでもいいだろうけど…
それにしても
今日追い越されたオバちゃんといい
この間のピンクウェアのオバちゃんといい
最近はオバちゃんに負けっ放しか…
いくら
疲労抜きのスロージョグとはいえ…
いくら
歳下のオバちゃんとはいえ…
もう以前みたいに
シャカリキに走ることなんて
ムリなのかも…
ポイント練みたいな真似事も
それなりにやってるんだけど…
思いがけずスマホに届いた
同じような歳周りの女子友からのLINE
一見
誉め言葉のようにも思えるけど…
よくよく考えてみると
おじさんとか真剣にとかという言葉は…
要はいい歳をしたジジイが
みっともなくも一生懸命に走っるのを
どこかで誰かに見られてたってことか?
そうなんだろうな
そうに違いない…
どうやら
いくら茶髪?金髪?のロン毛にして
サングラスをかけて走っていたって
とっくにバレてる?
ってことか?
ってことだな…
いずれにしても
いい歳のジジイのムダな踏ん張り?
みっともない足掻き?
って
みっとも良いわけがなく…
良いわけないよなぁ…
そんなとき
ネットで偶然見つけた誰かの言葉
諦めること
そして受け入れること
それが老いにとって大事なのだと…
誰も二十歳前後の箱根ランナーのように
軽快に走れるわけじゃないんだと…
そりゃそうさ!
そんなことなんか
とっくにわかってるつもりさ!
だけど…
抗いようもない現実
老いという実態を
目の前に突きつけられたような…
素人ランナーのエロジジイ
ゾロ目の66歳になっちまったよ…
いつまでこうやって走れるやら…
とりあえずは
今月も月末を待たずに
ノルマの200キロをなんとか達成できたけど…
これも
いつまで続くやら…
週末に誰から貰ったのか
ノロウィルスにやられて
何度も下痢と嘔吐したという初孫くん
痛いよ〜と泣き暴れながら点滴の様子を
わざわざお嫁さんが動画で送ってきて…
(3歳児には痛々しい…)
週が改まって月火と休園したあと
水木はなんとか通園できたものの
まだいまひとつ元気が戻ってない…
それよりも
そのノロウィルスを貰ったようで
チャラ息子とカミさんが相次いでダウン⤵️
もちろんノロで…
なぜか
お嫁さんと僕には移ってなくて…
なぜか…
そんな初孫くん
この数日でドアのロックを覚えたらしく…
サッシの窓のロックとかでは
ずいぶん前から遊んでたけど…
この間からようやく一人で
トイレでオシッコ出来るようになったが
休園の日に家のトイレから出て来たあと
僕が入ろうとすると
誰もいないはずのトイレにドアロックが…
初孫くんのシワザ!
トイレだけじゃなく
洗面所やお風呂など
鍵のついてるドアは
ところ構わず…
おいおい初孫くんよ〜
ロックは大事なときにかけるもんなんだぜ!
面白がって遊んでると
そのうちしっぺ返しを食うことになるよ〜
まぁいいか
しっぺ返しも…
いろいろと失敗しながら物事を覚えて
段々とオトナになっていくってことか?
ホントに?
66年間
失敗だらけのはずなのに…
果たしていま
素人ランナーのジジイは
オトナになれてるのだろうか?
初孫くんのイタズラに
我が身の至らなさを覚えて
頭をかくハメになったりして…😅
失敗だらけの…
すでに4月も半ば過ぎ
日々の過ぎゆく早さよ…
目を見張るほどの
3月から4月への移り変わり
桜を楽しみながらの毎日のジョグも
今はあっという間の葉桜run…
気がつけば
前庭の松の木の芽の
日ごとに勢いを増す成長ぶり
このままじゃとんでもないことに…
庭先の草むしりとともに始めた
松の木の芽摘みと剪定の真似事
延べ10日もかかって
ようやく庭の中心の大松1本を終了
(プロの庭師さんなら多分1〜2日仕事?)
松はあと2本残ってるし
松だけじゃなく
ほかの高木や低木なども…
冬将軍の残していった傷痕も至る所
まだ手をつけずに放ったらかし…泣
全部終わる頃には
雑草も手をつけられないほどになりそうな…
雑草たちとの戦いは
春だけじゃなく梅雨や暑い夏を挟んで
秋頃まで続くのだろうか…
毎年ウンザリするけど
春から秋までのルーティン
死ぬまで続くんだろうな
きっと…
ジジイの身体
果たしてそれまで持つかなぁ…
マラソンやめれば
なんとか持つか?
マラソンやめれば?
毎日のジョグもやめて…
それって
素人ランナーのジジイに
生きるのやめろってこと?
今日は朝から雨で走れない
ホッとするのは老いの証?
そろそろ終活?
かぁ…
自分の誕生日を忘れていたわけじゃないけど
朝イチに届いた
抱き合う子からの久しぶりのメールで
あらためて思い出すことに…
とうとう
6回目のゾロ目の誕生日
ちょうど
抱き合う子の2倍の年齢に…
思えば
リタイアするまでの何年間か
年甲斐もなくそんなに若い子と
ゴハンデートを繰り返していたのか…
彼女も結婚して
今はすでに1児の母親…
時の流れが速すぎるのか
ジジイがノーカンなのか?
そんな自分に
自らのプレゼント?は…
バースデーラン
いつからぶりだろうか
今年初めての17キロジョグ
以前よく走ってたコースで…
17キロって
リタイアする前なら
ジョグでは短い方だったのに…
20キロや30キロを
月に何度も走ってた昔が懐かしい
今は
走る度に身体のどこかが痛くなって
常に故障状態が続いてる感じで…
6回目のゾロ目の誕生日を迎える歳なら
やむを得ないか?
ゾロ目の誕生日
あと何回迎えることができるだろうか?
もう無いかもしれない…
オヤジが死んだ年齢まで
あとひとつか…
4月4日の今日って…
3月3日がひな祭りで
5月5日が端午の節句なら…
さしずめ
オネェとかオカマとかの?
LGBTが市民権を得た?昨今
こんな発言はまさにセクハラになっちまうか?
なっちまうな…
でも
男性である自分自身が
女性になりたいという願望は
なぜか昔からあって…
(初カミングアウト?)
小学生の頃
3歳年上の姉のスカートを
こっそり履いて喜んでたのが母親にバレて
こっぴどく叱られたことがあったっけ…
髪を長く伸ばしていた高校生の頃
若い女性が履くホットパンツみたいな格好で
満員バスに乗ってたとき
痴漢?の誰かに尻を撫でられたことが
嬉しく感じられたことも…
大学生になった時には
渋谷だったか新宿だったか
駅前の人混みを歩いてたとき
通りすがりの背の低いオジさんが
もろに僕の股間にタッチしてきたことを
自慢げに思ったりして…
(男だよ!女じゃねぇよ!)
ジジイになった今でも
スタイルの良い女性は好きで…
それは
男としてのエロさも当然あるけど
女性のスタイル自体への憧れもあって…
できれば
ウエストがキュッとしまって
脚の長いスラッとしたスタイルになりたいと…
もちろん
天地がひっくり返っても
男の僕には絶対ムリだけど…
そんな昔のことなんて
もうどうでもいいか?
ジジイになってしまった今は…
ただ
4月4日になって
ふと思い出しただけ…
そんな4日4日は雨の日曜
生憎というか幸いというか
走れない
走らない…
足首や膝や坐骨神経など
身体のあちこちが痛くって…
それも
どうだっていいか?
どうだっていいな…
随分と昔の歌を思い出した
もうどうでもいいのさ〜♪
つまらぬことは考えないで〜♪
そこからの道を急ぐのさ〜♪
まわるまわる目の前が〜♪
まわってそれでおしまいさ〜♪
されど私の人生は〜♪
されど私の人生は〜♪
50年も前の…
いまさら…
ジジイになったいま
これから先があるわけじゃなし…
それこそ
どうでもいいさ…
ホントに…