ありふれた人生
もう何も考えまい
君が欲しかったものも
僕が欲しかったものも
生きていくことの愚かささえも…
進みが遅い上に迷走気味の台風は
なんだか僕自身の生き方のようにも思えて
歯痒い自己嫌悪のようなストレスをもたらす
そんな台風の影響だろうが
朝から本降りの雨空
早く起きても走れないだろうと考え
二度寝してたっぷりと朝寝坊
昨日の段階では
午前中の割と早い時間に上がる見込みで
上手く行けば何とか走れるかもと思ったが…
雨雲レーダーの予報では
お昼頃にならないと雨は止まないらしく
午後から走るくらいなら
明日の朝走った方が良いだろうと思って
残念に思いつつ休足日にすることに…
これもカミサマの思し召しなのだろう
足底筋膜炎の痛みがヒドくならないよう
今日は休んどけよという…
そうだよなぁ
いくらあと数キロで
月間走行距離200キロに達成するとしても
いまは休む方が大事なことなのだと…
よくよく考えると
秋の地元のKMマラソンに落選しちまったから
そんなに頑張る必要もないんだよなぁ
そう思いつつ9時半過ぎに洗面所に行き
回ってる洗濯機の終了予定時間を確認して
コインランドリーに行く準備がてら
窓を開けて外を見てみると…
なんと！
すでに雨が上がっていた！
え？もう上がったのか？
急いで雨雲レーダーを覗くと
レーダーじゃまだ降ってる最中の画面
でもそのあとは
ずっと降らない予想で…
コレって
オレに走れよってことじゃないか？
コレこそがカミサマの思し召しか？
そう思ってすぐにウェアに着替え
準備運動のストレッチもせず
ジョグへ出かけることに…
この子をお供にして…
ストレッチも何もせず走り出したから
スタート直後から全くギコチナイ足取り
ケガに繋がらないようゆっくりと
そして足底筋膜炎に充分配慮しながら
家の前の坂道を下っていく
とにかく
やたら涼しいことが何より心地良かった
とりあえずは5キロだけ走ればいいんだ
それだけで今日はいいんだ
たとえ途中歩いたって…
拘らないと自分で言いつつも
月間走行距離200キロにイヤほど拘ってると
我ながら苦笑いもしつつ…
だけど準備運動というか
スタート前のストレッチの大切さを
あらためて痛感
決して若くないポンコツ老体
それなりに円滑に動かすには
あらかじめ潤滑油を隅々までたっぷりと
回しておかないと…
時間帯も違うし土曜日ということもあって
住宅街はいつもとはすっかり違う顔つき
どこかノンビリしてて間の抜けたような…
足底筋膜炎でマトモに走れないジジイには
ちょうどマッチしてるような気もして
急ぐこともなくゆったりと…
気づけば5キロはあっという間に終了
調子が戻ってきたわけじゃないけど
ゆるジョグで5キロはやっぱり短いのだと…
おそらく
そんなに身体に負荷もかからず…
だからこそ
足底筋膜炎でも走れるのだが…
とりあえずは
8月も月間走行距離200キロをギリ達成
でも問題は9月だなぁ
この左踵の足底筋膜炎を抱えたまま
200キロまで走れるだろうか？
5〜6月に右足首を痛めつつ
ウルトラもそれなりに完走できたから
何とかイケるかもしれないが…
坐骨神経痛といい右足首痛といい
そして今回の左踵の足底筋膜炎といい
何かと故障が付き纏うようになってきた
最近の実態
全ての原因が老化によるのかもしれないけど
もしそうなら防ぎようがないよなぁ
もう…
これからはポンコツ老体を労わりながら
絶えない故障の数々と共存しながら
走り続けていくしかないのかもしれないなぁ
それしかないか？
8月も終わりということで
ひと月近く連絡を取らなかった
アラ古希某カオルさんにメールを…
おそらく彼女の方からは
何となく連絡しにくいのだろうと思って…
今の若い子にはわからないだろうけど
昔の女性ってそんなもんだ
自分から連絡するのはハシタナイみたいな
そんな感覚があって…
いまでこそ男女平等とかジェーンダーレスが
当たり前のようになってるけど
男は男らしく女は女らしくと育てられた
僕らはそんな時代だ
そんな時代に
ウーマンリブとかいった新しい動きがあって
世の中変わってくんだろうなぁと
わからないながらに感じていた覚えが…
なので
僕から彼女にメールを送って
近況などを報告しながら
逢いたい気持ちも伝えたのだが…
彼女と2度目の老いらくデートを終えてから
早いものですでに4ヶ月半が経った
僕だけじゃなく彼女もまた
日々変わらないような暮らしぶりなのだろう
そんな気がして…
返事はすぐに返ってきたけれど
言葉の端々に僕への想いが
ふんわり包まれてるように感じられて…
上品でおとなしいバァさんなのに
若くて熱い乙女でもあるような彼女らしさが
あらわれてると…
彼女は僕と違って
幸せな家庭を大事にしながら
僕とはいわゆる相思相愛？の関係にある
それがどういう感覚なのかは
僕にはうまく説明できないけれど
彼女の心がそうさせるのだろうと…
我が家の夫婦関係とは正反対だけれど
彼女の想いがわからないでもない
それでも
もう一度老いらくデートが出来るかと言えば
おそらく出来ないだろう
それは道徳心とか倫理とか
そういった問題じゃなくて
彼女の肉体的な問題によるものだと…
さすがに70過ぎれば普通は…
僕もそろそろ？
ダメなのかなぁと感じないわけでもない
エロ心がいくら旺盛でも
肝心の身体がいうことをきかなくなるのが
老化というもの
まるで若き頃に戻ったように
プラトニックな関係になるしかないのか？
そうなんだろうなぁ
哀しいといえば哀しい
もっとギラギラと煮えたぎるような恋を
もう一度出来るなら…
もう出来ないだろうなぁ
つい10数年前は気が狂いそうになるほど
苦しんでたというのに…
そんなことはないんだろうなぁ
もう二度と…
8月の終わりにもなると
さすがに朝晩は気温が下がるのか？
かなり涼しく感じた朝
昨日の涼しさといい
このままストレスなく秋になるような
そんな気もするけれど…
なかなか
そんなわけには行かないんだろうなぁ
停滞気味の台風は我が地に近づく頃には
熱帯低気圧に変わってしまうらしく…
それでも
大雨にだけは要注意らしいが…
とりあえず
今日は朝から晴れてるので
痛い左踵を誤魔化しながらも
今日もジョグへ出かけようと…
この子をお供にして…
朝のルーティンと
ジョグの準備をしている間に
いつのまにかいつもの暑さになってて
スタート時はすでに汗だく模様に…
なんなんだよ
この気温の上昇具合は…
ポンコツジジイの老体には
それだけでもかなりコタえるからなぁ
そんな風に思いつつも
おそらく今日も昨日と同じ程度くらいしか
走れないだろうと推測
実際に走り出してみないとわからないが
足底筋膜炎がそう簡単には治るわけもなく…
昨日よりもマシなのかそうじゃないのか
わからないほどのビミョ〜さ
ならば
とりあえずは昨日と同じ5キロをと
そう決めて1キロ地点を通過
もちろん出来るだけゆっくりと…
ゆっくりと走ってるせいか
今日の直射日光がやけに痛く感じる
いつもとは全然違うような…
途中から昨日の5キロコースとは違い
日影が多くなるコースをチョイス
陽射しが痛暑くて
とてもじゃないけど日向を走ってられずに…
足底筋膜炎の方は慣れてきたのか
昨日よりは痛くないような…
うまくいけば7キロは走れそうだったけど
コースを変えちまったから
そんなわけにも行かず…
結局は昨日同様5キロで終了
まだまだ走れそうな気もしたが…
本当は今日10キロ走れば
ちょうど200キロに届くはずの月間走行距離
だけどいまのこの左踵の状況じゃ
とてもじゃないけど10キロなんてムリ
台風の影響で明日は朝から傘マークだけど
もし雨が小降りか降らないようだったら
明日も5キロを走れば
なんとか200キロが達成出来るんだけど…
まぁ
達成出来なくても仕方のないこと
この足底筋膜炎じゃ…
いつまでも
健康なジジイでいられるはずもなく
いつかは走れなくなっちまうんだから…
いまから覚悟しておくためにも
200キロが達成できない現実というものを
シッカリ見届けておくほうがいいのかも…
そう思って
200キロには拘らないことさ
ジョグだけじゃなく何もかも
そのうち出来なくなっちまうんだから…
覚悟だけは…
台風の影響だろうか？
朝から小雨がパラついてた今日
一気に秋が訪れたように涼しくて…
足底筋膜炎で左踵痛の状況は
昨日の朝とは打って変わって痛い感じもなく
順調に治りつつあるような気もするが…
今日も休足日にすれば
治りが早いだろうとは思ったものの…
ジョグへ誘惑するような朝の涼しさに
走ろうかどうしようかと…
いつも走りに出かけるときは
初孫くんがやってくる8時前までには
スタートしてるのだが…
結局は悩んだ挙句
初孫くんがやってきてから
いつもより遅れてスタートすることに…
少しくらい遅れても
この雨じゃ暑くなることはないだろうから
そんなに慌てることはないさ
今日はこの子をお供にして…
スタート前のストレッチの段階では
それなりに違和感はあるものの
痛みまでは感じなかったが…
できれば7キロを走りたいと思いつつも
痛みがヒドくなった時点でやめようと決めて
小雨のパラつく中をゆっくりスタート
痛みが出ないよう恐る恐る…
それでも走ってるうちに
段々と痛くなるんだろうなと予感しつつ
本当にゆっくりと…
ゆっくり走ってるとなかなか前へ進まなくて
もどかしい気持ちにもなるけど
いつ痛みが爆発するかと思うと
とてもいつものようには…
そんな風に考えながら
表通りの一本隣の細い裏通りを走ってるとき
後方から来た車がス〜ッと僕の横に停まって
運転席の窓からオハヨウっす！と…
リタイアした会社の外部役員だった
僕よりひと回りほど年下になる…
久しぶりに見たイケメン顔は
さすがに少し老けたような…
あっオハヨウっす…
なんか脚の調子
悪そうですね〜
ゆっくり走ってる僕を見て
すぐにわかったのだろうか？
彼も以前はマラソンを走ったことがあって
僕がサブフォーまであと12〜3分の頃
彼は初マラソンで3時間54〜5分というタイム
見事サブフォー達成の偉業を…
もともと
サッカーをやってたスポーツマンだから
細身な上に基本的な運動神経は優れてて…
そんな彼に見破られた
ポンコツジジイの不調さだけど
僕が何歳くらいなのか彼も知ってるはず
すでに老化という下り坂を転げ落ちるように
下っている最中なのをわかってくれればなぁ
じゃあ頑張ってね〜
彼と別れたあと
やがて一昨日のジョグで走れなくなって
歩くことになった2キロ半地点まで到達
今日はなんとか
痛みの軽いままでクリア出来たと…
だけど
段々と痛みが大きくなってきた感も…
このままいつもの7キロは難しいと判断して
4キロ手前からショートカットすることに…
結局5キロで終了…
痛みが大きくならないよう
出来る限りゆっくり走ってみたものの…
走り終えてからの痛みは元に戻ったような
そんな感じがしないでもない
果たして走って良かったのかどうか…
まぁ
ある程度はこうなることを
わかってて走ったんだからなぁ
だけど
今日のようなペースなら痛いながらも
7キロを走れないことはないかも…
でもまぁ無理することはないさ
痛みが明日も引かないなら
また休足日にすればいいさ
痛みが引くんなら
5キロでも3キロでも走ればいいさ
やっぱり
走らないと一日の調子が出ないからなぁ
だけど
台風で大雨になって
走れなくなるかもしれないし…
そのときはそのときか？
シャワーのあと洗濯を終えてから
近くのコインランドリーまで…
財布の中に100円玉がなかったので
500円玉を両替しようと両替機に入れたが
何度入れても戻ってきて…
え？どうした？どうした？
そう独り言を繰り返していると
それを聞いてたのか隣の事務室から
茶髪ロングの一見若そうなオバちゃんが…
新しい500円玉はダメなんですよ〜
そう言いながら
別の500円玉を僕に渡してくれて…
え？コレって新しい500円玉なの？
そうほら違うでしょ！
う〜ん…
ビミョ〜だけど確かに違うと…
目が悪いから
今まで全然気づかなかったけど…
それにしても
お札が新しくなったのは知ってたけど
500円玉が新しくなったなんて全く知らず…
もっとも
最近じゃ現金を使うことは
全くと言っていいほど無くなったからなぁ
僕が現金を使うことといえば
このコインランドリーに来たときか
自販機で何かを買うときくらいで…
最近は走ってても自販機は利用しないから
ほとんどコインランドリーにきたときだけ？
あとはスマホかたまにキャッシュカード
キャッシュカードも
衣類やランニングシューズとかを
買うときに限られてて基本的にはスマホ決済
何年か前の現役時代には
ほとんど想像がつかなかったよなぁ
世の中
変われば変わるもんだよなぁ
便利になったなぁ
そんな時代か…
だけど落とし穴みたいのもあって…
実はこの間
リビングのエアコンを新しくしたとき
カミさんがカードで支払おうとして
普通預金口座の数十万円の残高が
ほとんどなくなってるのに気づき…
スマホで調べてみると
覚えのない引き落としが何回か…
慌てて銀行やカード会社に問い合わせると
どうやらカード番号が乗っ取られた？
そんなことらしい
すぐに
古いカードの停止や新しいカードの発行など
手続きをしたらしいが…
泣き寝入りするしかないと思ってたら
なんでも保険加入済みらしく警察に届けた後
一定の手続きを踏むと損害額が
銀行から補償されるらしくて安心したが…
どうやってカード番号が乗っ取られたのか
カミさんに心当たりは全くないらしいけど…
もしそうなら
僕のカードだって同じ目に合わないとは
断言できないわけで…
全く何を信用していいのか
わからない世の中になったもんだ
カード番号を乗っ取るという
そのあたりの仕組みというものが
老いぼれジジイには全くわからないが
もし簡単に乗っ取ることが可能ならば…
よく知らないけど
いま言われてるマイナンバーカード1枚で
全てが出来るようになったとき
もしそれを乗っ取られたりすれば
それこそ大変なことになるんじゃないか？
便利な世の中になること自体は良いけれど
必ず付いてくる裏側のデメリットを
充分に理解しておかないと…
って…
無理だよなぁそんなこと…
かといって
昔のようなライフスタイルには
もう戻れないよなぁ
どうすればいいんだ？
このまま世の中の流れに
乗っかって行くしかないのか？
被害に遭うとわかってても
防ぎようがないならどうしようもない
そんな時代に
僕たち人間がしてきたんだから…
それにしても
大きな被害を被れば…
そのときはそのときか？
オマケの余生
無事に完結してほしいなぁ
今朝の左踵痛の状況を確認して
ジョグをどうしようか決めようと
昨夜から考えてたけど…
朝起きてベッドから立ち上がった途端
左踵に激痛が走って愕然
昨日までの痛みと全然違うじゃん！
走れるどころか
マトモに歩くことすら…
ただでさえ
坐骨神経痛の痛みで
真っ直ぐ立ってられないのに…
早々に痛み止めを服用
坐骨神経痛の方は時間の経過とともに
痛みは軽くなったものの…
足底筋膜炎はまさにツワモノ
痛みというか違和感は全く消えそうにない
ジッとしてても鈍い痛みがあるということは
走れば昨日と同じように
痛みが爆発するのはテキメンだろう
朝は昨日に比べるとかなり涼しくなって
走りやすかったのに…
走りたい思いを諦め切れないまま
やむなく今日は休足日
あ〜あぁ…ザンネン…
だけどこの痛さだと
整形外科へ行って
診てもらった方がいいのかも？
でもこのクソ暑い中
かかりつけの内科医院ならいいけど
慣れない医者通いは気が引けるというか
行きたくないなぁ
もともと大の医者嫌いだからなぁ
そう思って
もうしばらく様子を見てみることに…
きっと明日も走れないんだろうなぁ
走れるかなぁ？
ということで休足日のため
今日は朝から庭いじりでも…
この子を聴きながら…
結構涼しいと思ってたけど
陽に当たって作業してるとすぐ汗だくに…
ジョグの代わりに
汗だくになると思えばへっちゃらか？
倒れることはないだろうし…
今日は月に2度ある月忌参りの2度目の日
いつもなら早くジョグに出かけたくて
ご住職の来訪時間が気になるのだが
今日は休足日に決めたので全然気にならず…
8時頃に隣から初孫くんがやってきて
そのあとになってご住職の来訪
2度目の今日のお経は少し長めだが
それも全く気にならず
休足日にしてよかったと…
もうすぐ夏休みも終わりだね〜
朝からゲームに夢中の初孫くん
そんなご住職の声かけに
顔を上げることもなく齧り付きのまま…
小さい頃はご住職に挨拶もして
僕たちと並んで座りながら
お経をおとなしく聞いていたけど…
小学1年生にもなれば
自分に関係のないことに
興味はサラサラないようで全く無反応
ゲンキンなガキになっちまったか…
ご住職の言葉どおり
もうすぐ長かった夏休みも終わってしまう
1ヶ月なんてあっという間か？
70年だってあっという間だと思うのに…
でも初孫くんは
夏休みが終われば新学期が始まって
元の学校生活に戻っていくけど…
老いぼれジジイの365連休は終わらない
終わることなくまだ続くけれど…
新学期が始まることはもちろんないし
終わるときは僕自身も終わるときなのだと…
そのときがいつやってくるのか？
僕自身にもわからず…
だけど必ずやってくるのだ
終わるとき…
台風10号が近づいてるけど
ポンコツジジイとおんなじで
どうやらアシが遅いらしい
数日前までは
当地へは8/28頃に直撃の見込みだったが
今はもう30〜31頃にズレてきたようで…
襲来予定が遅れるのが良いのか悪いのかは
僕にはわからないけど…
ひょっとすると台風の影響もあって
今月は走行距離200キロの達成は
困難になるかもしれない
というのもここへ来て台風だけじゃなく
足底筋膜炎の痛みが本格的になってきて…
でも痛みがもっと本格的になれば
台風に関係なく走れなくなるかも…
そう思いながらも
とりあえずは今日も走ってみようと…
もし痛みがヒドくなるようなら
途中でやめることに決めた上で…
この子をお供にして…
スタート前に
いつもは足首にだけするテーピングを
今日は左踵にも施して…
そのせいか
走り始めはなんとか走れそうな予感が…
テーピングだけでそんな気持ちになるなんて
やっぱり単純なジジイでしかない
それでもいつもの7キロを走り切るために
左踵に負担をかけないようゆっくりと…
だけどそうしてみても
痛みは昨日よりもヒドいような感覚もあり…
案の定
2キロを過ぎたあたりから
俄に痛みが大きくなって…
今日はショートカットして
5キロくらいでやめとこうと判断したものの…
ヤバい！
すぐにそれどころじゃないような痛みに変貌
そしてついに壊れちまった
2キロ半地点から歩き出して
結局は3キロで強制終了
走るのをやめて歩いても痛みは引かず
ビッコを引きながら遠い家路へ…
家から離れたこんな街中を
ビッコで歩いてる姿を誰かに見られたら
それこそなんてなんて言われるやら…
誰にも見つからないよう表通りの歩道から
人影の少ない裏通りへ曲がろうとしたとき
向こうの方からスタイルの良い女性の姿が…
目が悪いジジイだけれど
その辺の嗅覚？はまだ充分機能してて…
段々と近づくにつれハッキリしてくる
オシャレなシャツに脚の長いジーンズ姿
細身で…
髪を後ろに束ねた顔は小さくて
何歳くらいだろうか？20代にも見えるし
中学生だと言われればそうなのかも？
朝の8時半頃の早い時間だから
普通に考えれば学生…高校生くらいか？
すれ違うときに目が合ったので
微笑んで軽く会釈すると
彼女も僕に合わせるように…
美人だ！
僕好みの…
美人じゃん！
思わず声が出てしまったけれど…
僕と同じようにAirPodsをした彼女が
え？なんですか？と
振り向いて訊いてきたけど…
なんでもないっす！と言いながら
首と手を横に振ったが…
彼女は立ち止まって
ジッとこっちを見たまま…
なんでもないから…と再び口にして
首と手を振り続けた
可愛いというよりも美人系の
僕好みの顔立ちに
不覚にもドギマギしてしまった
年甲斐もなく…
しばらくして振り返ると
彼女はなんでもなかったように
真っ直ぐ歩き続けて
コッチを見ることもなく…
ふと
いつものエロジジイの悪い癖で
ツーショットの写メでも
撮らせて貰えば良かったと後悔
よっぽど追いかけようかと思ったけど
足底筋膜炎で壊れちまった脚じゃ
とてもそれは出来ないと…
ザンネン…
だけど
そのおかげで彼女に遭遇できたんだから…
出来るんなら
もう一度会ってみたいなぁ
清楚系の美人でスタイルバツグンの
今日の若い子
せめて年齢だけでもわかったなら…
まぁ
孫みたいなもんか？
日曜日の夜の
チャラ息子一家との恒例の夕食会のとき
リビングのエアコンが急に壊れちまって
扇風機を回しながらゴハンを食べた
購入してから10年以上は経っただろうか？
新しく買い替えることにしたのだが…
壊れたヤツと同じ機種にしようというのが
カミさんの考え
同じ機種といっても
すでに新しいバージョンにアップされてて…
当然のことながら
僕の考えが入る余地はまったくない
文句は言いたくないけど
これがまた高価なシロモノで
30数万円もして…
僕は安物でも十分だと思うけど
もちろんそんな文句など言えるわけもなく…
いつも行ってる大型電器店に
たまたまその機種の在庫が1台あったらしく
今日壊れたエアコンと
取り替えて貰ったのだが…
それで良かったのかなぁ
30数万円…
まぁ
どうせ生きながらえたところで
あと10年も生きれるかどうか…
カミさんの方が長生きするだろうから
カミさんの好きにすればいいさ
すでに我が家は僕の家じゃなくて
カミさんの家になってるんだから
何もかもが…
それは
すでにチャラ息子もグウタラ娘も
シッカリ心得ているはずだと…
いずれは僕の方が先立つんだろうから
いろんなことを考えるとそれでいいと…
僕は自分が自由に出来ることとして
好き勝手に走ってればそれでいいさ
それだけで…
思い残すことがあればあるほど
終われなくなっちまうからなぁ
何もかもが…
