ありふれた人生
もう何も考えまい
君が欲しかったものも
僕が欲しかったものも
生きていくことの愚かささえも…
８月もあと２日で終わり…
いつも思うけど
時の流れってのは早いもんだ
遅まきながら８月に梅雨が明けたと思ったら
もう９月だなんて…
と言いながらも
酷暑の夏はまだまだ終わりそうにないけど…
というより
これから？
そんな予想を超える暑さの中
今月こそは月間200キロは無理かもと
半ば諦めていたが…
気がつけば
月が変わる前に
なんとか200キロに達することができて…
200キロに達したからといって
どうということでもないのだけれど…
まぁ
大会もまったく参加できない今年
そんなことだけが…
いや
だからこそ？
200キロ以上続けられるのかもしれない
大会がない分
ゆる〜く
ユル〜ク…
それにしても
ここんとこの暑さよ…
もう８月末だぜ？
７月末じゃないんだぜ？
１ヶ月間違えてる？
９月に入ってもまだまだ続きそうだけど…
どうなっちまったんだ？
我らが地球（ホシ）よ！
だからなのか…
なんとなく
ジジイに夏バテ？のような感じが
昨日あたりから…
食欲がなくなって
気を抜くと
座ったままでも不意に寝入ってしまう症状
単なる疲れすぎ？
いや…
暑い中を毎日走ってて
体力がついてそうでも
バテるときはバテると…
まぁ…
前期高齢者の65歳だから
若者みたいなわけにはいかないか？
ひょっとしたら
水の飲み過ぎなのかも…
日課の７キロジョグ
ランニングアプリだと
汗で約１リットルの水分喪失と表示され…
それでも
帰ってきてシャワーを浴びたあとで
その倍ほど冷水を補給してるのだが…
水だけじゃなく
アイスコーヒーや冷茶など
むしろ
水中毒になりそうなほど？
加えて
常に氷を口に頬張っていて…
まるで
主食が氷？
のようにずっと…
だって美味しいし
エアコン嫌いのカミさんがいて
冷房も満足に入れられないから…
おかげで
我が家の冷蔵庫の製氷機はフル稼働…
暑がりのジジイのために…
電力様々か…
こんな有様じゃ
原発には表立って反対はできないなぁ
それにしても
ジョギングの後の水ほど
美味しいものはない？
あ…
それと
冷水シャワー…
陽が高くなってから走り出す
30℃を超える暑さの中…
近所の下り坂をゆっくりと
いつものように走りはじめ
恨めしそうに空を仰ぎ見る
直射日光を浴びて体感温度的には
おそらく40℃を超えるほどくらい…
５キロも走れば
実際にクラクラするほど…
熱中症で死人が出ているという
ニュース報道もあるのに
ノーカンの素人ランナーのジジイは
自分の年齢や体力もかえりみず…
もしかして
そのうちニュースで流れるかもしれない
高齢の男性ランナー
炎天下のジョギング中に倒れ
救急搬送されるも熱中症で死亡！
とか…
８月も終わりだというのに
残暑なんかじゃないよ
この暑さ…
真っ黒ですね〜
ジョギングさ…
暑い中
毎日走ってるんですか？
一応…
今からスタート
だから
そんなに灼けてるんですねぇ〜笑
おそらく20歳以上は歳下だろう
可愛い系のオバちゃん先生の笑顔…
初孫くんが通うこども園で
登園時の会話のひとコマ…
下手に染めて茶髪なのか金髪？なのか
ハッキリしない僕の髪の色には触れず
短パンから抜き出た脚と顔の黒さだけ
目に入ったのか反応…
どうやら
数多い園児の中で
初孫くんの担当の先生らしくて…
熱中症で倒れないでくださいね
あぁ
倒れそうになる前にやめてるんだ
いつも…
そう答えたあと…
あぁ
この可愛い系のオバちゃん先生にすら
かなりのジジイに見えてるんだと気づき…
思わず苦笑いの表情…
ゼーハー息を切らして走っていると
なぜかしら懐かしい昔の歌が
耳の奥で聴こえはじめてくる
微笑ましいような
やるせないような…
50年近く前の歌
あの頃のボクは…
この歳になってようやく…
蒼い夏…
８月も終わるのに…
いつまで続くのだろう…
今日の地元紙の朝刊記事
昨日
ノンビリ昼飯食ってたら
エントリーしそこねちまった…😱
受付開始から２時間半って…
メンバーのうち２人は
エントリーできたというLINEでの報告
こういう時って
情報が遅くって
プータローのジジイは困っちゃうよ…
仲間外れ感いっぱい…
３月の県内の大会も
２年連続で中止が決定しちゃったし…
となると
引き続き４月の大会もおそらく…
近場で開催されて
メンド臭がり屋のジジイが走れる大会
もう当分は無いのかも…
というか…
だいたい…
いつまで走れるのか？
いや…
いつまで生きてるのか？
素人ランナーのジジイ…
〈in my past …〉
最近
やたら昔のことを想い出す
数年前とかの過去じゃなく
若かった頃の随分と昔を…
ただ想い出すだけじゃなく
夢にまで見てしまうほど…
（女のことばかり多くて…）
（元々エロジジイだから？）
考えれば
いままではつい目先のことばかりの
課題や問題に想いが集中する暮らし…
ジックリと過去を振り返ることなど
全く出来なかったのかもしれない…
今では
子どもたちも一人前の大人になって
すっかり僕たちの手を離れているし…
仕事も辞めてプータローになった今
煩わしいほどだった毎日のノルマや
PDCAの繰り返しもなくなったから…
だからなのか？
そんな日々から逃れることができて
やたら昔を想い出してしまうのは…
もうすっかり
ジジイになっちまったかのかも…
どこにでもいるような…
そうなのだろう
おそらく…
昔のことを懐かしがるなんて
なんだか哀しいジジイだ
〈what's up ？〉
良いことなど
どこにもない
この歳になってしまえば…
かといって
悪いことも
それほどないのも事実で…
誰かと出逢っても…
誰かと別れても…
若者ほど動けないにしても
まだなんとか走れているし
肉体は歳の割に衰えてない
（と思いたい…）
平凡な日々だ
平凡な老後だ
平凡な人生だ
今のところは…
〈to be continued …〉
しかし…
いつまで続くのだろうか？
これからの人生
下り坂しかなく…
（マラソンの下り坂は好きだけど…）
いつかは
下り切ってしまうことになるのか？
（下り切る？）
（ってのは…）
それがいつなのか
いまの僕にはわかるはずもないけど…
オヤジが死んだ歳まで
あと２年…
になった…
けど…
初孫くんの登下園の送り迎え
あと３年は続くだろうから…
それまではなんとか？
夏の夕空
満ち欠けするお月さまに
何をお願いすればいいのだろう？
チャラ息子やグウタラ娘の幸せか？
初孫くんの無事な成長か？
そんなことなら…
眠れないまま迎えた
日曜日の朝…
まだ
昨日のことが…
どうして
こんなことになってしまったのか…
独り言のように漏れた言葉
正直なキミの想い…
どうしてなのか
本当はわかってるはず…
自分でもどうしようもできないこと
これまでに何度もあっただろうから…
だから…
僕も同じ想いだと…
たとえそう口にしたところで
いまさら何かが変わるわけでもない…
時は巻き戻せない
流れていくだけ…
車の後部座席に乗り込んで
窓ガラス越しに僕を見上げたキミ…
何かを言いたげだったが
そっと顔を伏せると小さく震えた
じゃあ
元気で…
せめて
そう声でもかければ良かったのか？
言葉に出来なかった想い
喉元に閉じ込めたまま…
走り去って小さくなっていく車の影を
立ちすくんだままいつまでも見送った
見えなくなった後も
ずっと…
土曜日の昼下がり
