村上春樹という人の作品は今でもさっぱり理解できないが、先日バルセロナで行われたスピーチがネットで話題になっていたので読んでみた。戦後65年の間、核の脅威と平和への願いを胸に刻んで来たはずだったのに、自分自身も豊かさと効率を求めるあまり、原発安全神話を鵜呑みにして原子力発電を容認してきた。国が国策としてたくさんの税金を使って推進してきたその流れに抗えなかったという弱さもあるかもしれない。とにかく原子力という怪物と、放射能という見えない敵におびえて生きることになるなんて思わなかった。村上春樹さんが言うように、核に対する「ノー」を叫び続けるべきだったんだ。そして今からでも遅くない。未来の子どもたちのために核に対して「ノー」を叫び続けよう。 . . . 本文を読む
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