昨年の総選挙では、野党共闘を壊すために仕組まれたような民進党の希望の党への突然の「合流」というドタバタがありました。しかし逆流を乗り越え立憲民主党が立ち上がり野党共闘を継続できました。この大きな共闘の流れは労働運動にも広がり、ナショナルセンターの枠を超えて「総がかり」運動が新たな展望を切り開いています。そして市民団体と労働組合が共闘するためには、特定政党支持を組合員に押し付けるやりかたでは限界があり、要求に基づくまともな労働組合運動への変革が求められていることの現れだと思います。そういう時代に旧来のしがらみによる指示待ちの狭い運動ではなく、緩やかに繋がった大きな運動の中心を担っていく展望が必要だと思います。それが組合員としての誇りにつながると思います。
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