takubonpapa blog

 日常の出来事や感じたこと、Mac、バイク、キャンプ、さだまさし等について書いてます。

もう愛の唄なんて詠えない

2008-06-04 21:49:55 | 最近読んだ本
 ずいぶん前になるけど、さださんの本はだいたい買っているので今回も購入していました。この国を憂える思いから外交のことまで52小節のエッセイ集です。いつものって言ったら失礼だけど、自由と自己中をはき違えていることや信号を守らない歩行者のことなども書かれている。

 拝金主義や新自由主義に異を唱えるあたりも歯切れが良くて共感できました。以下に良いと思ったエッセイのタイトルをあげておきます。良かったら買ってみて下さい。

三十一小節 「拝金主義」の台頭、たしかにお金は大切だが、生命や心まで売ってたまるか!
三十九小節 日本人は金に心がいじめられている 心はお金では育たない 心は人の愛が育てるのだ
四十三小節 誰も彼も「無礼」な時代、強いだけでは駄目なのだ 礼と誇りと謙虚さを持ちたい
四十八小節 急激に増えた、中高年自殺者の数 親の子殺し、子の親殺し 小泉政権の五年間について
五十小節  かつて教師は聖職であった 経済活動目的の教師は要らない 現場を去って、金は他で稼いでくれ

全部が全部信仰できるわけではないが、分かりやすい文章で共感できる部分がたくさんありました。
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