春季検閲終了

　田村市消防団の春季検閲が終了しました。市全体だと１０００人以上の団員が集まるので規模が大きく何をやるのにも時間がかかります。それだけの人間を動かすためにはかなりの時間と労力をかけなければならないということです。正味２時間の内容でしたが立ちっぱなしでエラそうな人たちのどうでもいい話を聞かされるのはいつものとおりです。

　消防の活動もポンプ操法もなんとか我慢できるのですが、この検閲だけは勘弁してほしいです。エラそうな人のエラそうな話を立ちっぱなしで聞かされるということがどれほど苦痛かエラそうにしゃべっているエラそうな人たちには理解できないでしょう。改革云々を簡単に口にはするけれどほとんど何も改革できていないのが現状で、人が少なくなっているのに逆に行事が増えているのは本質が見えていないと言うことだろうと思います。

　改革するなら立ちっぱなしでエラそうな人たちのどうでもいい話を聞かせられる検閲という行事をなくしてほしいものです。こんなどうでもいいことに時間と労力を費やされるから魅力がなく人材が都市部へ流失していくんじゃないかな。その辺をエラそうな人たちに考えてほしいのだけれど、消防団という上意下達のヒエラルキー型組織は上には上がいて結局組織の論理に流されてしまう構造なのでしょう。つまり正しいことをしようと思ってエラくなろうとして上に行けば行くほど組織の論理に染められてしまうということなのかもしれません。

　ヘタに意見などいわず、自分に火の粉が降りかからないようにだけして、自分の順番が通り過ぎることだけ考えて１５年も我慢すればいいと考えるのがオレも含めて普通の感覚かもしれません。そうやって旧態依然とした組織は生き延びていくのかもしれませんね。おそらく組織の中からは変えられないので市長へ手紙でも書きますか。まずは消防にかかる予算を減らして教育費に回してもらうというのはどうでしょう。