消防幹部大会

　今日は消防の幹部大会があった。君が代斉唱からはじまって黙とう、表彰、来賓祝辞で約１時間半かかった。イスがあったからよかったけどあんなのを立たされたままやられた日にはぶちぎれちまうよ。
　そもそも主催している財団法人日本消防協会って何かと思って調べてみた。道路公団のような利権と既得権益がからんだ組織かなとおもったけど、似たようなもんだった。ただし天下り先ではないようだが。
　事業は団員の表彰や式典の開催、ポンプ操法大会の開催、年金・共済事業、育英事業などの互助事業が中心らしい。予算書を見たら会費が約２千万円、補助金２億５千万円で会を運営しているようだ。
　沿革は明治１２年に内務省から始まっていて第二次大戦中は警防団として戦争に動員されたらしい。今日も来賓の玄葉光一郎代議士（民主党）が日本が有事態勢になったら消防団に地域を組織してもらわなければならないみたいなことを言ってた。そうやってバカなリーダーがはじめた戦争につきあわされて組織化されて、戦争反対なんて言葉を口にすることすらはばかられる雰囲気にさせられていくのだろうか。そんな世の中だけはまっぴらだ。