takubonpapa blog

 日常の出来事や感じたこと、Mac、バイク、キャンプ、さだまさし等について書いてます。

超過勤務手当

2005-05-25 22:24:02 | 日記
 学校事務・栄養職員の超過勤務手当が教員の教職調整額相当だとした32年通達が反故にされ、実質超勤が当たり前になった今、超過勤務手当を出させない校長がいるという噂を聞きました。実質やっているのに出させないのだとしたら、ただ働きさせていることになり法に触れます。すぐにでも労基署に電話しましょう。

なぜ事務・栄養職員だけ?
 超過勤務などしないで定時に帰って、家庭や趣味や研修や地域活動や組合活動などをして学校以外の社会に交わることはとても大事なことだと思います。しかしそれは職種に関係なく職場全体が定時に帰れるようにならなければ意味がないと思います。教員がみんな忙しそうにただ働きをしているのに事務職員の自分だけが定時に帰るのは、勇気がいるし引け目を感じてしまいます。そして超過勤務がないことになっている教員のただ働きは無視して、超過勤務手当がある事務・栄養職員だけ残業をするなというのは職場を分断する行為だとも言えます。
 校長は仕事の本質を見極め学校にある非生産的(後ろ向き)な仕事を一切排除して全職員が定時に帰れる学校にすることができると思います。逆に本当に身のある研修だったり、教材研究だったり、本当に子どものために仕事をしているという満足感が得られる残業は超過勤務として認めさせるように県に働きかけることだってできると思います。そういう改革を嫌い、怠惰な前例主義のままで「超勤をするな、定時に帰ろう」などと言ってみても、実際には帰ることなどできないでしょう。

細かいことを言うよりも、、、
 そしてなにより重箱の隅をつつくように、人件費全体からすればほんの少しの事務・栄養職員の超過勤務手当について目くじらを立てるのではなく、みんなが気持ちよく仕事ができるような環境を作ることの方が大事だと思います。校長が国や県の財政難に心を痛め人件費を削減したいと思うなら、まずは校長自らもらいすぎている自分の給料を下げるべきだと思います。
 我々の方も全職員が「定時に帰る」「勤務時間内でできない仕事は管理職手当をもらっている人にやってもらう」という意気込みで仕事をすれば、定時に帰れる職場を作れるような気がします。
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