takubonpapa blog

 日常の出来事や感じたこと、Mac、バイク、キャンプ、さだまさし等について書いてます。

消防団員募集中

2008-02-26 00:42:57 | 消防団
 消防団の人事をどうするかということで先週は2回も会議があった。車で来ているので酒は飲まなかったが遅くまで話し合った。新規加入が継続的にあれば何の問題もないのだが過疎の村では若手が少なく、その中でも消防団に入ってくれるガッツのある奴が少ないというのが最大の問題だ。仕事がないということもあるけれど、消防をやりたくないからという理由で地域から出て行ってしまう若者もいると聞く。

 そういう現状に合わせて組織や活動を見直してほしいところなのだが、行政も消防団の幹部も「自分の時には変えられない」という意識があるせいか改革が進まない。改革したいと思ったら出世して地区隊長くらいにならないとどうにもならないのだろうけれど、そういう奇特な人はいないな。オレもそうだけどあまり波風を立てず我慢して自分の辞める順番が来るのを待つ人がほとんどではないだろうか。

 それでウチの部では定員20名で部長と副部長が辞める予定だったが1名の入団しか得られずどうするかということになった。結局は副部長に残ってもらうように頼み込んで承諾してもらったが、当人もそれを頼んだ俺たちも自分の辞める年数が少なくても1年は先延ばしになることを覚悟した上でみんなで腹を括ったということになるだろうか。
 会議に参加した人たちがみんな自分が早く辞めることしか考えなかったら欠員を出しても「そんなの関係ねぇ」と辞めていたかもしれない。みんなが部や分団など組織のことを考えた上での決断だったと思う。

 しかし個人の良心や犠牲の上にしか成り立たない組織だとしたら破綻するのは時間の問題だとも思う。組織と活動内容を早期に見直してもらうことを切に願うよ。オレ個人的には15年もやったら充分だと思うんだけどな。

 自分が辞められるから云々ではなく、とにかく若い人たちには消防団に入ってもらいたい。オレ自身22歳の頃は地域がどうとか貢献とかボランティアなんて考えたこともなかったけど、いずれ戻るかもしれない故郷の仲間から後ろ指を指されるのはイヤだとは思った。辛いと思ったこともあったけど歳が近い仲間がいたからここまでやってこれた気もする。
 ガキの頃一緒に遊んだ連中と楽しくやれるという面白さもあるし、消防に入ってなかったら10歳前後の先輩後輩と付き合うこともなかったと思う。地域に馴染んで地域で生きていくと決めているなら一番いい付き合いかもしれない。今年度はソフトボールやボーリングなどのレクリエーションもやった。どうせやるなら楽しくやろうぜという雰囲気があって面白い。

 職場と家庭の往復で自分のことだけ考えてつまり我が前だけで生きていくことは楽だと思う。しかし消防だけでなく地域の活動をする中で色々な職種の人と付き合うことは重要だと思う。そしてそういう活動をとおして自分の社会的な居場所というかポジションを見つけて広げていくことを人望というのかもしれないと思うようになった。これは最近の学力論争についても田舎の論理としてつうじると思うのだが、いくら学力を付けていい大学に進学して優秀な人材を育てたとしても、地域に残らないのでは意味がないのではないだろうか。親に孫の顔を見せることも親の世話もしない人間のいう言葉に説得力はないと思う。そんな頭でっかちよりも田舎に生きて子どもをたくさん産み育ててくれる人材の方が大事だと思うようになった。、、、かなり自己中心的論点になってしまったのでこれくらいしておきます。
 
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2 コメント

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Unknown (田舎のプレスリー)
2008-02-26 14:45:51
全く同感です。毎日、ウオッチしていますが、しばらく更新されないと、どうしたのかな?と心配になります。大変でしょうがガンバッテ。
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Re: (takubonpapa)
2008-02-26 23:30:21
 コメントありがとうございます。お祝いありがとうございました。御礼を言いに行かなければと思っていたのですが何かと忙しくて顔を出せずすみません。
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