takubonpapa blog

 日常の出来事や感じたこと、Mac、バイク、キャンプ、さだまさし等について書いてます。

ついにチェルノブイリに並んだ

2011-04-13 23:34:04 | 日記
 全く明るい展望がない原発事故だが、原子力安全・保安院が遂に暫定評価をレベル7に引き上げた。そりゃそうだよな。放射線量が高くて手がつけられず、冷却系の復旧がままならないから外部から水を注入する。水を入れれば放射能で汚染された水が海に流れるというジレンマ。基準値の100倍と言われる放射能汚染水を低濃度と称して近隣諸国に何の相談もなく垂れ流し批判を受ける始末。日本は世界的な環境汚染源になっちまった。周辺諸国には何の相談もしないくせに親分アメリカだけにはお伺いを立てていたというのだから呆れてしまう。


福島事故 最悪のレベル7

 国策に翻弄され、「しかたがない」で切り捨てられてきたという意味では、原発政策も沖縄の基地問題も根っこは一緒だとわかった。都市部や特に首都には絶対に作らないことが分かっているから、イシハラが高飛車な発言をするのだろう。自分さえ良ければ、自分に関係のないことは無かったことにするという国民性を改めなければ、美しい国でも強い国でもないと思う。誰かの犠牲の上の平和なんてあり得ないのだから、米軍基地も原発も全てなくしたところから、生活や国の仕組みを考えてみたらどうだろう。

 ともかく、世界的な環境汚染国になっちまったのだから政府と東電だけで解決しようなどという奢りを捨てて、全ての情報を公開して原発推進の御用学者も反対派の学者も含めて、日本の科学者の英知を結集して事にあたるべきだと思う。オガクズや新聞紙のレベルではないだろう。

今日のブックマーク

“花見禁止令” 戦争時の「連帯感は美しい」
 持論の戦争美化論といつものオレ様発言か?。花見をやるとかやらないとかを行政の長にとやかく言われたくないね。何かの法律や権限にもとづいて言っているわけではなくただの独り言だろう。飲んだつもりで募金してくれるならそれはそれでいいが、東京に住んでいて被災していない人たちはどんどん消費して経済を回してくれよ。東北の旨いもんを食って、東北の地酒を飲んでくれたほうがありがたいね。おおいに人に金が回るところに消費すべきだよ。

京大原子炉実験所の小出裕章助教に、原発事故の危険性についてインタビュー
 京都大学の原発研究者で原発の危険性を主張し、これまで冷や飯を食わされてきた「熊取6人組」とよばれる人たちの1人、小出裕章氏のインタビューを見つけた。しかし東大と違って京大には御用学者だけでなく反対派の研究者がいたことに驚いた。

飯舘村 計画避難へ住民との話し合い始まる
 「家族同然のベコを置いて自分だけ逃げるわけにはいかない」という思いだろうな。もし50キロ圏内まで避難指示がでてオレも避難対象になったらどうしたらいいだろうか。行くところなどないし、ここで死ぬ覚悟をしたからどこへも行きたくないけれど、子どもだけは安全なところへ避難させたいとも思う。働く場所があって、住む家があり、こうしてブログを書いていることが幸せだ。どうかこれ以上放射能をまき散らさないでくれ。
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