上画像はレフティの持ってるサッカースパイク。
撮影5秒間ルールで撮らないと臭覚がムエルト(スペイン語で死の意)。
すぐに部屋は臭い消しスプレーを噴霧して、
この危険な香りのするスパイクは、
5重密封してレフティに返した。
今回は、
このスパイクがコトを左右する。
昨年秋のこと。
中学サッカー部所属のエイジのサッカースパイクが駄目になった。
翌日試合やったにも関わらず、
新しいサッカースパイクを買う金をエイジは持たなかった。
家族に相談しても、
ちょうど高騰していた米の値段と生活費でパニくっていたので、
どうにもならなかった。
サッカー部のコーチに、
サッカースパイクの代わりに、
コンバースのバスケシューズは駄目かと尋ねて駄目やと言われた。
エイジは仕方なく、
サッカー部の先輩にあたるレフティに、
サッカースパイクを貸してほしい旨を伝えた。
レフティは、
「やっぱアディダスが一番だぜ」と言って、
上画像スパイクをエイジに渡した。
エイジは顔をしかめて、
「先輩。これむちゃ臭いですよ❗️」と必死に言って、
実際履いてみると、
少しサイズも大きかった。
こうして翌日、
サッカーの試合が開始された。
エイジのサッカー部は少数の為、
3つの部員の少ない中学サッカー部で1チームやった。
やから、
しっかり部員を確保している相手チームから、
エイジ達は連立サッカー部と小馬鹿にされるんやった。
試合開始と共に、
相手チームのデブいゴールキーパーから、
「連立解消しろ!」と野次られた。
また、
相手チームはボールを奪うことに長けているので、
ゴール直前にボールを取られて悔しい思いばかりした。
そして相手方のゴールキーパーはわざと退屈そうに大あくびをするんやった🥱
試合中盤になって、
エイジがボールを蹴ってそのままゴールに近づいた。
いつものように相手方ゴールキーパーは大あくびをした🥱
エイジは悔しさ100%にボールを蹴ったつもりが、
直前に相手チームにボールを奪われた!
が、
もともとサイズが大きいレフティのスパイクやったから、
悔しさ100%キックのせいで、
スパイクだけが飛んでいき、
わざと大あくびしていた相手方ゴールキーパーの口にめり込んでしまった❗️
スパイクは相手方ゴールキーパーの喉奥から捻られたカタチで歯に引っ掛かってしまった。
ゴールキーパーが涙を流しながら苦しんでも、
試合関係者がスパイクを取るのは無理やった。
相手方チームメイトは、
ゴールキーパーの口にはまり込んだサッカースパイクの悪臭のせいで逃げた。
試合中止が告げられ、
ゴールキーパーは病院に運ばれることになった。
エイジはゴールキーパーに、
「そのスパイクは先輩からの借り物だから食うなよデブ!」と言うと、
ゴールキーパーは涙を流しながらエイジに中指立てた🖕
病院でも医師が苦労しながらスパイクの除去をした。
複雑に食い込んだスパイクを慎重に取り除けることに加え、
このスパイクの悪臭に具合が悪くなった。
医科大時代の死体解剖よりもこたえたと後で医師は呟いたという。
その後、
相手ゴールキーパーから無事にスパイクは取れて、
エイジに返され、
エイジはすぐにレフティに返した。
相手方ゴールキーパーはひと月も鼻詰まりを起こしたという。
この結末から、
エイジの今回のゴールキックのスタイルは危険なものと判断され、
禁止処分となった。
(ゴールキックやなくてスパイクが臭かっただけやろが😛by ススム)
この出来事は他のサッカーチームにも伝わり、
スパイクの臭さは忘れられて、
禁止された赤いシュートという噂となって、
エイジは評価されるに至った。