釜釜エヴリバディ

とあるデパートの婦人服売り場に、

手提げ袋を手にした、

シゲキという美青年が入って来た。

そして、

高価な婦人服を手に取り、

試着室に入った。

室内に入り、

すぐにカーテンを閉めたシゲキは、

婦人服に着替えて、

持ってきた手提げ袋から化粧品を取り出し厚化粧した。

そして、

カツラをかぶり、

スニーカーをハイヒールに変えて、

自然な笑顔浮かべながら出てきて、

そのまま店の外に出た。

シゲキはこの手を使って、

あちこちの、

防犯店舗アラームの無い、

婦人服売り場で盗みを働き、

それをネットオークションに出していた。

この日も成功した喜びの中、

帰路につこうとしたら、

前方から、

見るからに釜な厚化粧した男性が来て、

シゲキに、

「うふふふふ」と笑いかけた。

シゲキがあっけにとられていると、

この釜男は、

「警察の者よ」と言って、

警察手帳を出した。

シゲキが驚いていたら、

釜男はタブレットを出して、

「お前は全部、動画に撮られていたのよ」と言って、

手錠を出した。

そして釜男は、

「ほほほほほ！逮捕するわ！」と叫び、

シゲキに手錠をはめた。

先程の婦人服売り場まで連行されたシゲキは、

更に驚いた😳

婦人服売り場の女性客は、

全員、

女装した私服刑事やった。

シゲキを連行して来た釜男は、

「ほほほほほ。声も出せないようね！警察もお前ら同様、進化してるのよ！」と言い、

女装私服刑事たちを呼んで、

シゲキを引き渡した。