御那和右近(おなわうこん)という名の警察官かいた。
先祖代々岡っ引きから警察官までの筋金入りおまわりさんやった。
御那和右近(おなわうこん)はほぼ100%の確率で犯罪を取り締まった実績を持っていた。
ここに、
とある半グレグループが集まり、
引ったくりの相談をしていた。
そこに御那和右近(おなわうこん)が来て、
半グレリーダーに、
「おい!話しがあるんだ!!」と凄んだ!
御那和右近(おなわうこん)が勝手に歩き出したので、
半グレリーダーも肩で風を切るようについてきた。
半グレグループから遠く離れると、
御那和右近(おなわうこん)は立ち止まり、
睨みを利かせる半グレリーダーと向かい合って、
「ここでいいか?」と尋ねた。
半グレリーダーは、
「話しってナンだよ、おまわり⁉️」と凄んだ!
御那和右近(おなわうこん)も、
「話しってのはなぁ------!」と凄み返し、
急にヒソヒソ声で、
「お前、7番地のボーリング場の跡地、ユーレイが出るらしいぜ。まだYouTuberには気付かれてない」と言うと、
半グレリーダーは夢中になって、
「すぐにカメラ持って取材に行かないと。心霊系動画は競争激しいんだ」と言い、
急いで半グレグループのところに駆けて行った。
すぐに半グレグループは散って行った。
御那和右近(おなわうこん)が満足そうにその様子を見ていると、
上司の長谷川半七(はせがわはんしち)が現れ、
「相変わらず見事だな。恐れ入った」とほめた。
御那和右近(おなわうこん)は、
「私は犯罪行為に嫌われておりますからな」と言い、
街中パトロールへと向かった。