少し前のことやけど、
ホモクロの職場の近くの派出所に、
小池徹平似のおまわりさんが赴任した。
タカノという名の若いおまわりさんやった。
ある日、
タカノがバイクで地域巡回をしていたら、
ホモクロがじっとタカノを見つめていたので、
タカノはホモクロのところに近づき、
「ナンで私を見つめるんですか？」と尋ねた。
ホモクロは目を閉じて、
「あなたがステキだからよ」と答えた。
タカノは少し戸惑ったが、
強い口調で、
「一応、職務質問させていただきます」と言った。
ホモクロは「うれしい😍」と喜んだ。
タカノは照れくさそうに、
「ナンて言うか------あなたは男オンナですか？」と尋ねると、
ホモクロはクスっと笑って、
「あなたってウブね。ホモだってはっきり言ってちょうだいな。けど、まだ、カミングアウトしてないのよ」と答えた。
タカノは心に、
「カミングアウトせんでも充分あんた釜やから」と思った。
職務質問に怪しいところがなかったので、
タカノは、
「ご協力ありがとうございました」と言った。
ホモクロは、
「いつでもあなたの為なら協力するわ。あなたと語り合えて良かった」と言い、
顔を赤らめて、
駆けて行った。
タカノは驚いた。
「語り合い😳職務質問が語り合い😳😳」と、
思わず呟いた。
翌日もタカノがバイクで地域巡回していたら、
ホモクロがじっと見つめていた。
一応、
職務質問した。
ホモクロはタカノと語れることに興奮して、
股間を大きく膨らませてしまったので、
タカノは本署に、
「主任。ズボンの真ん中が膨らんでる場合は確認すべきでしょうか？」と尋ね、
本署からは、
「一応、調べてください」と返答された。
タカノは状況説明をした後で、
本署に、
「多分、イチモツだと思うんですけど、主任がしろと言うのなら調査します」と言い、
本署からは、
「いや、しなくていい。多分、釜やと思うから」と返答された。
ホモクロは不愉快そうに、
「さっきから言われてること丸聞こえなんですけど」と言った。
結局、
股間調査はしなくてよくなった。
ホモクロはタカノに、
「あなたがこの地から去る時には私の胸に銃弾を撃ち込みなさい」と言うので、
タカノは恐ろしくなってきた。
当然、
翌日の巡回パトロールにもホモクロはいたので、
タカノは、
パトカー🚓での巡回に切り替えてもらって、
なんとか別の部署に転任することができた。
ホモクロはタカノがいなくなると涙を浮かべながらも、
「私には、スパーキーとケイイチロウ（AM）とAEがいます」と独りごちて、
自分を慰めた。
