ニャンコだいすき!

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ
シャムネコ大好きの「わがはいはネコである記」

ノラネコと飼い猫

2016年04月14日 | 日記

野良猫を成り行きで飼うことになった人の体験によると、

さすがに、最初は警戒してなかなか気を許さない。

エサと寝床があればいいの!という感じだそうで、甘えてくるなんて皆無。

しかし、次第気を許すようになり、そばにきてひざに寄りかかってくるようになり、

なでてやると、のどをゴロゴロ鳴らすようになる。

こうなったらしめたもので、もう飼い猫への一線を越えてきている。

のどをゴロゴロ鳴らすのは、子猫が母親へ気分がとてもいいよと、

知らせるためのものと言われている。母親もこのゴロゴロを聞くと安心する。

飼い猫は、子猫のままの習性が残っていて、飼い主に甘え、

それによって、飼い主との甘い関係を維持している。

野良猫は、とにかく1匹で生きてゆかなくてはならないので、ゴロゴロなんてやっていられない。

つまり、子猫気分を捨ててこそ、野良で生きて行けるのである。

野良猫がなでるとゴロゴロ鳴らすようになるのは、

先祖返りと同様、子猫返りが起こっているためと言われている。

人間の子どもでも、幼児期に第2子が生まれてくると、

母親に甘えるために「赤ちゃん返り」を起こす。それと似た現象なのかもしれない。

こうしてみると、野良猫もたいへんなのだな~と改めて思うしだいである。