イギリスのスコットランド産をスコティッシュ(ティッシュペーパーではありません)といいます。
フォールドは折れたたまれたという意味です。
ですから、スコットランド原産の耳が折りたたまれたネコをスコティッシュフォールドといいます。
耳が折りたたまれるのは、耳の軟骨に異常を生じ、異形成されるために折りたたまれてしまうのですね。
一種の奇形ですが、軟骨は耳だけでなくいろいろなところにありますから、場所によっては
骨格の軟骨形成不全で運動障害を起こすこともあります。
このため、ネコの品種を登録認定しているいくつかの団体では品種と承認していないところもあります。
耳折れ同士の親を交配したときのこどもには、重大な骨の形成不全を起こすことがある事が知られています。
しかし、「スコティッシュフォールド」とペットショップで売っているネコに立ち耳のものが結構いますね。
耳が普通だと、ほんとうにスコティッシュフォールドかい??と疑ってしまいます。
しかも、40万円以上もしますので、ちょっと待てよとなりますね。
人気の品種になっていますが、どうも、耳がたれているだけでそんなに価値があるのかと思ってしまいます。