ちゃーちゃんの寝姿です。こんな苦しそうな姿勢ですやすや寝ているのだから不思議だ。
人間だったら、即寝違えて、首や肩が痛くなり、首にコルセットとなります。
野生動物は、決して腹を見せて眠ることはしません。
あまりにも無防備で寝込みに敵に襲われたときに危険だからです。
ライオン、ハイエナなどがウロウロしているサバンナでは、ヌーやシマウマ、キリンなどの草食獣は立ったまま眠ります。
しかし、これらの草食動物を動物園で飼うと、地べたにうずくまったり、横になってでも眠るのです。
それだけここは安心できると分かったからです。
ネコも飼い始めのときは、こんな寝方は絶対しません。
飼い主との信頼関係ができ、ここは安全であることを確認してのち、こんな寝方をするのです。
また、小さいとき人間にいじめられ続けていた、ネコは人間になかなか心を許さないようです。
そんなネコは、こんな寝方は絶対しないでしょう。安全と思われるところに身を隠して寝ます。
しかも、いざという時にさっと逃げられるように箱座りで寝るのがいいところです。
ちゃーちゃんの寝姿を見ていると、飼い主を信頼してくれているようです。
しかし、首が90度以上も曲がっていて、こんな苦しそうな姿勢ですやすや寝ているのだから不思議だ。
ネコは、ほんとふしぎないきものであります。