魚を食べるクモ、少なくとも18種
小さな魚の暮らしも楽ではないようだ。水中で天敵に狙われるかと思えば、人間が釣り針で罠にかけようとする。時には空中から敵が襲いかかる。
「魚釣りグモ」とも呼ばれる魚を食べるクモは、南極を除くすべての大陸に生息する。特に、フロリダの湿地帯のような温暖で酸欠気味の水場に広く分布する。酸素が豊富な水面近くに集まる魚を狙えるからだ。
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魚釣りグモは、池や沼地などの淡水域に生息し、巣を作る代わりに足を使って狩りをする。中には泳いだり、潜ったり、水面を歩くクモもいる。
半水生のクモは、「後ろ脚を石や植物にしっかりと固定して、前脚は水面に置く」と、著者らは記す。そして獲物が来るのを待ち構える。水面に立つかすかな波や前脚に触れるあらゆる刺激が攻撃の合図となる。
動くものならほとんど何でも捉えようとする。多くの場合、水中に落ちた昆虫が彼らのエサとなる。だが、時おり魚のような大きな動物を意図的に攻撃する。
獲物を捉えると、力強い鋏角(きょうかく)を使って神経系を麻痺させる神経毒を体内に注入する。
そして魚の息が絶えると、死体を乾いた陸地へ運び、簡単に食べられるように体の組織を液化する化学物質を注ぎ込む。ナショナルジオグラフイックニュースより
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