一昨日話題の映画の製作現場をテレビでやっていた、スウェーデンの監督作品で「さよなら、人類」がヴェネチア国際映画祭で金獅子賞(グランプリ)受賞と説明していた。100分の映画のすべてを39シーンに納め、1シーン1カット固定カメラで撮影するという離れ技。CG全盛時代にアナログにこだわり巨大なスタジオにセットを組み、ロケーション無で作り上げた作品。構想15年完成までに4年かけたという。各シーンが緻密に計算され構図、色彩、配置、音響など完璧な絵画を思わせる凄い映画だった。人生と死という哲学的で難解な映画は、エンターテイメントではなかったが誰もなしえない画面に見応えはあった。
11時の開館を待つまでの間に近くのエベント会場で印章展をやっていたので、足を運びハンコつくりを体験した。以前篆刻をやってみたくて道具を揃え自己流でやったことがあり、篆刻に興味があったので直に指導を受けありがたかった。
印章彫体験もあった電力グリーンプラザの印章展会場
色紙に作成した印章で落款を押してみた、印章の真ん中は徳利のつもり
映画のスチール写真から