昨夜いただきものの落語会チケットで落語を楽しんできた。以前上野の鈴本演芸場で聴いて以来暫くぶりのナマ落語。やはりテレビを通しての演芸とは違う芸の凄さを感じた。今回は仙台公演33回目だというコロナ禍で3年ぶりの会。
トリの柳家小袁治とゲスト出演の柳家小里ん両師匠はいずれも東京浅草出身の落語家でお歳も同じ団塊の世代で親しみを感じさせる。最近は地方出身の落語家も多数いるがそもそも江戸弁のべらんめい口調が魅力の語り、さすがに生まれも育ちも浅草の噺家の落語は空気感が違うと引き込まれる話術。
落語家に似ず?生真面目なお人柄に魅了されすっかりファンになったお噺会だった。
500席ある会場は客で埋まり盛況だったが真面目なファンが多く静かに落語に聴き入る。お楽しみ抽選会では同行の家人に小袁治師匠の手ぬぐいが当たるなどして楽しい寄席気分を味わった。
上から二つ目橘屋文太、柳家小里ん・柳家小袁治師匠二人は兄妹弟子だとか