Truth Diary

採用通知に涙

 一昨日、嬉しい電話があった。仙台市内で求職活動者の支援活動を行っているが、約半年間相談に来られている40代の方が念願かなって採用通知を受けたとの、感極まって嗚咽交じりの報告に、彼のこれまで1年間の想像を絶する苦難の道のりを思い浮かべて、私も思わずもらい泣きしそうになり、「おめでとうございます」と祝福の言葉を発するのが精一杯だった。
 ハローワークに足繁く通い、求人を検索し30数社応募した。熱心な求職活動が相談員にも伝わり、親見に相談にのってもらい、応募書類への適切なアドバイスなどもいただいたとのこと。それほど真面目に真剣に永年の不採用の通知にもめげずに、根気強く応募を続けて来た。半年間で驚くほどに応募書類が良くなった。本番を意識して模擬面接もやってみた。容赦ない酷な質問にも誠実に答えてくれた誠実な人だ。応募書類が上手に書けるとは
これは、単に書き方が上達したというのではない。中身の無い人がいくら書類をうまく書こうと思っても虚構にならざるを得ないが、彼の素晴らしさは、何事にも正実、謙虚、努力し、それに研究熱心が備わっていること。そして決して諦めない粘り強さを備えている点だ。私の助言に素直に応えてくれ、周到な準備をして何度もトライしたことだ。いろんな疑問点を徹底的に探り出し、その対策を考えられるだけ列挙し、具体的に作成準備したことだ。最近は求人者から、応募書類のすごさを驚嘆されたとのことだったが、努力が実って自身の力で栄冠を勝ち取った。本当に素晴らしい。この一年間の求職活動で費やした苦労は今後の人生において血となり肉となり、素晴らしい花を咲かせる肥料になることでしょう。改めて「おめでとうございます」私に希望と勇気をいただきました。

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