昨日のエース田中敗戦で、ついえたかに思ったまさかの日本一が正夢となった。私は以前から監督星野にあまり良い印象を持っていなかったが、この東北勢快挙の終盤戦の選手起用で、彼の古くさい浪花節的人情を感じた。選手を罵倒するだけでない暖かい情に裏打ちされた罵倒や叱咤を一人ひとりが感じ取り、被災地を元気付けようと、固い絆となって戦った結果だろう。彼の米国だったら昨日160球投げきった田中を最後に投げさせることは絶対に無かったろう。事の良し悪しは別にして、如何にも「大和魂 サムライジャパン」を感じたのは私だけだろうか。
社名を左に配置したのは東日本大震災を報じた時以来、大きな活字がその事柄の大きさを報じた河北新報