宮城県美術館で横山崋山展を観てきた。崋山についてあまり知らなかったが江戸時代後期に京都で活躍した絵師。
欧米の美術館に多くの優れた作品が渡り国内にはあまり存在しなかったから日本ではあまりその名が知られなかったという、本展は海外に渡った名作が里帰り。彼の初期から晩年までの画業の初の回顧展で、崋山はあらゆる緒画派に属さず自由な画風での多様な風俗画や祭礼図など細やかな描写で多数制作し、山形の紅花屏風、寒山拾得、竜虎図屏風など大英博物館やボストン美術館、ハーバード大学付属美術館などから来ている。のその中でも巻物の長さ30メートルに及ぶ祇園祭礼図巻は圧巻そのもの。
多くの流派の画法を身につけ画題に合わせ自由自在に筆をふるった作品は崋山の真骨頂、今まで見たことない、すごい絵師の作品に出会い感激と満足感でいっぱい。6月23日まで開催中。
その凄さは見ればわかると葉言い得て妙
エントランスの緑が素晴らしい好天
レストランから中庭を