宮城県図書館に行き本日業務の事務処理と併せて業務メールをやり取り。同舘では数年前からパソコン利用の席というものが設けられ、持参したノートパソコンを使えるようになっている。
調べ物や学習、それに社会人の仕事関係も多い。夏冬空調が効いて静かで快適な環境は、集中できて仕事もはかどると言うものだ、我家から近いというのもありがたい。
周りは自然林に囲まれ四季折々の木々の美しさが見事だ。建物は平成10年に建てられ、同年建築家協会賞を受賞している。離れて見ると山腹にシルバーメタリックに輝く巨大な宇宙船が不時着しているような姿はアッと驚くユニークさだ。館のオープンセレモニーで当時の館長が、「この建物は今は奇異な形と理解されないかもしれないが100年先に評価される建築物だ」と胸を張った事が思い出される。当時は宮城県も財政が潤沢だったのだろう。設計は有名な京都駅も設計した事務所だとか。
唯ひとつ、惜しむらくは、デザイン偏重のせいかガラスが多用され、地震の度に被害が出て、また、雨漏りが所々で散見される、これは景観重視の宿命かもしれない。
図書館全体図、これは緑豊かな時期に撮ったもので図書利用者カードに使われているもの
館内から大きなガラス越しに自然が見渡せる、全て大理石?造り、のエントランス